Bob Dylan、新型コロナウイルスのパンデミックに対する自身の見解を語る

Bob Dylan

ボブ・ディランは貴重なインタヴューで新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』について語り、死や新型コロナウイルスのパンデミックについて自身の考えを語っている。

『ニューヨーク・タイムズ』紙でボブ・ディランは新型コロナウイルスのパンデミックを聖書的なものとして捉えているかと訊かれて、次のように答えている。「僕は他に来るものの前兆だと思っている。確かに蔓延したし、広く感染した。でも、聖書的かな? 人々にとって過った行いを悔やむ警告のようなものと言いたいのかな? 世界に天罰のようなものが下ることを暗示しているとかね」

彼は次のように続けている。「ひどい傲慢さは破滅的な罰を受けることになる。もしかしたら、僕らは明日なき世界に生きているのかもしれない。このウイルスに対する考え方は無数にある。なるようにさせるしかないと僕は思うけどね」

ボブ・ディランは79歳という年齢で死について考えるかどうかを訊かれて、考えるけれども「自分事」としてではないと語っている。

「人類の死については考えているよ」とボブ・ディランは語っている。「霊長類の長い奇妙な旅路についてね。軽く考えているわけじゃないけど、誰もが人生ははかないわけでね。強いとか知名度とかに関係なく、どの人間も死ぬ時は弱いわけでさ」

『ラフ&ロウディ・ウェイズ』はボブ・ディランにとって8年ぶりのオリジナル曲によるアルバムとなっており、1963年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件に言及した“Murder Most Foul”やアンネ・フランク、インディアナ・ジョーンズ、ザ・ローリング・ストーンズといった名前が挙がる“I Contain Multitudes”、“False Prophet”といったシングルが公開されている。

“I Contain Multitudes”で名前を挙げた人物についてボブ・ディランは次のように語っている。「あの名前は単体じゃないんだ。それが組み合わさることで、単体の時よりも多くのことを付け加えてくれるんだ」

「詳細を言い過ぎると見当違いだけどね。曲とは絵のようなものなんだ。近くに立ち過ぎていると全体が一度で見られないだろ。個々の単体は全体の一部でしかないんだ」

『ラフ&ロウディ・ウェイズ』ボブ・ディランの通算36作目となり6月19日にリリースされる。

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