直木賞・本屋大賞受賞作家:辻村深月のヒューマンミステリーを、『あん』『光』の河瀨直美監督が実力派キャストを揃えて映画化し、カンヌ国際映画祭公式作品【CANNES 2020】に正式に選出された『朝が来る』が10月23日に全国公開となり、予告編と場面写真を解禁した。
解禁となる映像は、特別養子縁組によって迎え入れた男の子・朝斗と一緒に、幸せそうに出かける準備をしている栗原夫妻のもとに、「子供を返してほしいんです」と謎の女から一本の電話がかかってくる場面から始まる。
実の子を授かれなかった栗原佐都子(永作博美)と栗原清和(井浦新)が苦悩する様子や、実の子供を育てることができなかった片倉ひかり(蒔田彩珠)の葛藤する姿が映されているだけでなく、生まれて間もない男の子を特別養子縁組によって迎え入れることを決意する、美しい家族の絆が芽生える瞬間も収められている。
そして、「あの子の母親です」と名乗る謎の女が登場したことにより、美しい家族の絆が、あらがえない運命の手によって、胸を揺さぶる葛藤へと変わっていく。「子供にも真実を知る権利があるんです」と強く訴えかける浅見(浅田美代子)や、「朝斗ここにいたの?」と佐都子のお腹をさわる純粋無垢な朝斗(佐藤令旺)、ひかりが望まぬ妊娠をしたことを皮切りに崩壊する片倉一家。
果たして、家族とはいったい何なのか・・・!?
誰もが思う何気ない日常の愛おしさ、大切にしたい身近な人への愛情が描かれた、C&Kが唄う主題歌「アサトヒカリ」がそれぞれの幸せを祈るように優しく包み込み、こんな時代だからこそ“家族”について、あらためて考えさせられる映像となっている。
あわせて解禁となる場面写真には、朝斗と一緒に幸せそうに手をつないで歩く栗原夫妻の姿や、安全に出産するための保護施設で生まれるわが子を思い、大事そうにお腹に手をあてるひかりの姿が切り取られている。
また、C&K初の映画主題歌「アサトヒカリ」6月22日先行配信、8月5日リリースが決定している。
KEEN(C&K)コメント
C&Kとして初めて映画主題歌を制作させて頂きとても、良い経験になりました。その最初の作品が河瀨直美監督という独自の世界観を持っているクリエーターの方という点も大きな刺激になり、自分達でも映像と音楽を組みあせたものを作ってみたいという新しい発想も持つことが出来ました。
この「アサトヒカリ」には、映画の主人公全ての人がそれぞれの運命の中で幸せになるよう願いを込めて作りました。
“なかったかのように忘れないで”この歌詞の部分が映画とこの曲を繋ぐ大切なキーワードになっています。曲を先に聴いてから映画をご覧になっても、映画を観てから曲を聴いていただいても、どちらも味わい深く楽しめるようになっています。
8月5日発売 C&Kニューシングル「アサトヒカリ」 *6月22日先行配信スタート
【初回限定盤】 CD+DVD ¥3,200(+tax) UPCH-89438 <トールケース仕様>
【通常盤】 CD ¥1,000(+tax) UPCH-80545
M1.アサトヒカリ
M2.アサトヒカリ(2012,Radio ver.)
M3.アサトヒカリ (Instrumental)
M4.アサトヒカリ (2012,Radio ver. Instrumental)
*CD収録内容は【初回限定盤】 【通常盤】共通
C&K Alternative Video
2019年6月27日NHKホール「コンベンションライブ ~見てくれ!好きか嫌いか言ってくれ!同情するなら尺をくれ!!!~」の模様とあわせ、そこから約1年、C&Kのふたりが今、そして未来について語る最新インタビューを収録。(収録時間:約75分)