デーモン・アルバーンはジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーに関するポッドキャスト『トランスミッションズ:ザ・ディフィニティヴ・ストーリー』に出演して、ジョイ・ディヴィジョンへの愛について語っている。
先月からスタートした公式ポッドキャストは全8話で、ニュー・オーダーのメンバーのほか、ボノ、ジョニー・マー、リアム・ギャラガー、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドがゲストとして出演する。
デーモン・アルバーンもゲストの1人で、ジョイ・ディヴィジョンへの長く続く愛情を語っている。
「各パートの総和で彼らが生み出している雰囲気があるだろ。あれってそんな風に機能するはずないのに、そうなっているんだ」
「あんなものは他にないね。ジョイ・ディヴィジョンのようなサウンドは誰もできないんだ。彼らは自身のサウンドを生み出していて、それこそ真っ当なバンドの真髄だと思うんだよね。それこそバンドのスペシャルなところだよね」
デーモン・アルバーンはジョイ・ディヴィジョンがライヴでアルバムをレコーディングした方針に賛辞を寄せている。
「実はアルバムでライヴで一緒に演奏しているんだ。ビートが少しずれていたり、うまく演奏しようと苦労しているのはだからなんだ。あんな風に演奏するのは簡単じゃないからね」
「でも、その頂点にはイアンの狂気があるんだ。彼の言葉と歌い方はビートと演奏に追いつこうとするように壊れていてさ。彼の精神もそんな動きなんだ。それって素晴らしい音楽が目指すものだよね」
ポッドキャスト『トランスミッションズ:ザ・ディフィニティヴ・ストーリー』の次回は11月12日に公開される。
ポッドキャストではピーター・フックがイアン・カーティスと初めて出会った時のことを振り返っている。