ピーター・サヴィルはジョイ・ディヴィジョンの『アンノウン・プレジャーズ』のアートワークをミュージック・デクレアーズ・エマージェンシーによる「ノー・ミュージック・オン・ア・デッド・プラネット」への資金を集めるTシャツのために再デザインしている。
ビリー・アイリッシュやフォールズらも支持し、トム・ヨークなどのミュージシャンもデザインを提供しているミュージック・デクレアーズ・エマージェンシーは、音楽業界に「気候変動の危機への活動を推進」することを呼びかける「ターン・アップ・ザ・ヴォリューム・キャンペーン」を今週立ち上げている。このキャンペーンは4月22日のアース・デイを含む1週間をかけて行われる。
その始まりに際してジョイ・ディヴィジョンが1979年に発表した『アンノウン・プレジャーズ』のアートワークをピーター・サヴィルが再デザインしたTシャツが公開されている。このアートワークは中性子星のCP 1919のパルスが元々使われている。今回のデザインでは「死んだ惑星の永遠の静寂を象徴にした」抑えられた波形が使われている。
Tシャツの購入はこちらから。
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ミュージック・デクレアーズ・エマージェンシーの目標についてサヴェージズのドラマーであるフェイ・ミルトンは次のように語っている。「『もう明日はない』という予測がもたらされているにもかかわらず、もう明日はないようにパーティーをして、音楽の世界は現実との関わりを失っているように思えるのです」
「そう考えているのは1人じゃないと気づいてミュージック・デクレアーズ・エマージェンシーが生まれました。支援の機運は大きなもので、声を発していくことが現実的な変化を生み出す最初のステップです。気候や環境面での緊急事態に私たちは直面しており、それに応じた対応は大胆に今行動することです」
先日、ニュー・オーダーは新たなライヴ作品『エデュケーション・エンタテインメント・リクリエーション』より“The Perfect Kiss”の映像が公開されている。