ザ・フーのロジャー・ダルトリーは2018年のティーンエイジ・キャンサー・トラストのコンサートに出演するのを断ったエルトン・ジョンとの諍いを再燃させ、「不機嫌だった」と評している。
ロジャー・ダルトリーはエルトン・ジョン主催のチャリティ・イベントに「3度」出演したとして「自分のEメールにも答えるべきだ」と2年前に語っていた。
当時、エルトン・ジョンの担当者はロジャー・ダルトリーのコメントについて「彼の主張に少し困惑しています」と語っている。ロジャー・ダルトリーが3度にわたってティーンエイジ・キャンサー・トラストへの出演を依頼してきたことは認識していたものの、「それぞれ先約があってエルトン・ジョンは残念ながら参加できませんでした」と担当者は述べている。
「エルトン・ジョンはロジャー・ダルトリーとアラステア・モーガン による『アドレイション』写真プロジェクトに2017年に参加しました。これはティーンエイジ・キャンサー・トラストへの寄付を募るもので、できる時はこの非常に重要なチャリティに手助けをしたいと思っているのです」と担当者は続けている。
「こちらではロジャー・ダルトリーが3度エルトン・ジョンのエイズ関連のイベントに出演した記憶はありません」
『デイリー・ミラー』紙でロジャー・ダルトリーはこの諍いについて振り返り、「大事にはしたくないけど、エルトン・ジョンはあの件については不機嫌だったよね」と語っている。
ロジャー・ダルトリーはエルトン・ジョンが連絡をしてくるのは難しい状況のままだと続けている。「僕は40年間、同じ電話番号なんだけどさ。エルトンの地位が途方もなく大きなものになってしまって、そういう人に連絡を取るのは難しくなっているよね」
ロジャー・ダルトリーはティーンエイジ・キャンサー・トラストのコンサートにエルトン・ジョンが出演する可能性を提示している。「彼のエイズのチャリティ団体や基金のために何度かライヴをやったことはあるんだ」
「ティーンエイジャーからの支持がなければ、エルトン・ジョンもザ・フーもこうしたキャリアや人生はなかったわけだからね」
エルトン・ジョンはこのロジャー・ダルトリーのコメントに反応を示していないが、『NME』は担当者にコメントを求めている。
ロジャー・ダルトリーは12月15日に行われるノードフ=ロビンズ・センターによるチャリティ配信『ザ・スターズ・カムズ・アウト・トゥ・シング・アット・クリスマス』に出演する一組となっている。