ジョイ・ディヴィジョンはセカンド・アルバム『クローサー』のリマスターした40周年記念盤をリリースすることが決定している。
2019年に再発された『アンノウン・プレジャーズ』に続いてクリスタル・クリア・ヴィニル盤で7月17日にリリースされている。
アルバムの再発に加えて、アルバムに未収録のシングルである“Transmission”、“Atmosphere”、“Love Will Tear Us Apart”もリマスター音源で再発されている。こうした音源が再プレスされるのは1992年のファクトリー・レコーズの破産以来、初めてとなる。
発表はイアン・カーティスの命日から40周年となる5月18日の数日前に発表されている。
先週、元ジョイ・ディヴィジョンのピーター・フックはクラフトワークのフローリアン・シュナイダーに追悼の意を表明し、クラフトワークがジョイ・ディヴィジョンに大きな影響を与えたことを明かしている。
「イアンの音楽的教養はすごかったよ。ザ・ドアーズからカンまで、すべてを俺たちに教えてくれたんだ。彼はバーニー(・サムナー)と僕にそれらを教えてくれて、自分たちにとっても重要なものとなっていった。ジョイ・ディヴィジョンはクラフトワークにすごく結びついていた。ニュー・オーダーになるまで、主なインスピレーション源となったものを使えなかったんんだけどね。『クラフトワークを真似してみよう』ってね。彼らの音楽は面白いほどシンプルだけど、複製することはできないんだよね」
彼は次のように続けている。「イアンはジョイ・ディヴィジョンでやりたいことについてクラフトワークのアティテュードをモデルとしてきたんだ。間違いなくね」