音楽史にその名を刻む偉大なアイコン《デヴィッド・ボウイ》の若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』が10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかにて公開、本編映像を解禁した。
この度解禁されたのは、ボウイが初めてアメリカのバーで弾き語りライブを行うシーン。
しかしアメリカでの知名度に乏しく、ボウイは観客に見向きもされない。これには彼と共にプロモーションツアーを廻るマーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンも「参ったな」と頭を抱える。
ジョニー・フリン演じるボウイは「敬愛するバンドの曲を」と弾き語りを始める。実はここで披露される曲は、ジョニー・フリン自身が作曲した 「Good Olʼ Jane」というオリジナル楽曲。
映画は1971年の設定で、当時のデヴィッド・ボウイはヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジャック・ブレル、クリーム、ザ・フー、ヤードバーズなどのカバーを多く演奏していた。
「当時のデヴィッドはルー・リードの大ファンだった。幾つかの曲もルー・リードを意識して書いている。だから映画のなかでは、ルー・リードになろうとしているデヴィッドになろうとしているジョニーが見られる。だからジョニーが映画で演奏した曲はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような響きがある。」とガブリエル・レンジ監督は語り 「彼(デヴィッド)にとってヴェルヴェット・アンダーグラウンドは憧れのバンドだったし、この旅の前から彼らの曲をよくカバーしていた。他にも、ファクトリーでアンディ・ウォーホルに会っている。デヴィッドはこれらの巨大なアメリカ文化を吸収していった。それをこの映画では描いている。」と語っている。
アーティストとしても活躍するジョニー・フリンの魅力が詰まったライブシーンとなっている。
スターダスト
監督:ガブリエル・レンジ
プロデューサー:ポール・ヴァン・カーター, ニック・タウシグ, マット・コード
脚本:クリストファー・ベル, ガブリエル・レンジ
CAST:ジョニー・フリン/ジェナ・マローン/デレク・モラン/アーロン・プール/マーク・マロン
2020年|イギリス/カナダ|109分|原題:STARDUST|PG12
©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/リージェンツ
配給:リージェンツ 宣伝:ビーズインターナショナル
http://davidbeforebowie.com/
10月8日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ ほか全国公開