元カサビアンのトム・ミーガンは新曲“Would You Mind”をリリースすることを予告している。
トム・ミーガンは「自身の人生を軌道に再び乗せることに全エネルギーを集中」させるために昨年7月にカサビアンを脱退している。その後、トム・ミーガンはパートナーのヴィッキ・エイジャーへの暴行の件でレスター治安裁判所に出廷している。彼は200時間の無償労働を宣告されている。
インスタグラムに投稿したメッセージでトム・ミーガンは次のように述べている。「ここ数年、自分が苦しい時期を過ごしてきたことはみんなよく知っていると思う。音楽は自分にとってセラピーで、公開する気になれた楽曲をいくつかレコーディングしたんだ」
「これは“Would You Mind”という曲の一部だよ。助けを最も必要としているのにそれを言う勇気がない時に助けを求めることについての曲なんだ」
「みんなの応援が自分を進ませてくれているから、みんなにもっと音楽を届けるのが待ちきれないよ」
カサビアンは暴行で有罪判決が出た後に「暴行の有罪判決を見逃すことはできない」ので、「バンドを脱退するよう求める選択しかありませんでした」と声明で述べている。
カサビアンは現地時間10月13日にヴォーカリストのトム・ミーガン脱退後初となるライヴを行っている。
ヴィッキ・エイジャーと共にコーンウォールに移ったトム・ミーガンは昨年12月に事件について「一度限り」のもので「酔った挙げ句の喧嘩」だったと述べていた。「あの夜起きたことはすべて後悔している。それが覚えていることだね。あの件を許すことはできないよ。ひどかった。俺はとことんパートナーを愛しているんだ」
先日、トム・ミーガンは昨年暴行で有罪になったことを受けてメンタル・ヘルスの問題やリハビリの体験、キャンセル・カルチャーについて述べている。
トム・ミーガンは「ロック・バンドのリード・シンガーに必要な強がり」を持っていたものの、カサビアンのキャリアが始まった2000年代初頭のキャリアの初期から「時限爆弾」を抱えていたと説明している。
「それは大冒険のようで、命をかけていました。しかし、感情の面で何が起きているのかは誰も言ってくれませんでした」とトム・ミーガンは述べ、メンタル・ヘルスや不安症に「ずっと苦しんでいた」と続けている。
「私は自分自身も許せないことをしてしまいました。アルコールに満ちた状態で立て続けに今は妻のヴィッキ・エイジャーを肉体的に暴行してしまったのです」と彼は述べている。「実のところ、そのことを考える度に落ち込みます」