レディオヘッドのトム・ヨークはザ・スマイルの“Free In The Knowledge”をロイヤル・アルバート・ホールで演奏した映像が公開されている。
トム・ヨークは10月にレターズ・ライヴの一環でコロナ禍後唯一となるライヴを行っている。
トム・ヨークはこのソロ公演でザ・スマイルのリハーサルで演奏されていた“Free In The Knowledge”を演奏している。
演奏に先立ってトム・ヨークはこの曲をUKのミュージシャンたちに捧げており、財務大臣のリシ・スナックが他の職業を学ぶことを勧めた発言を揶揄している。
彼は観客に次のように語っている。「自分はイギリスのミュージシャンで、パンデミックの間に他のイギリスのミュージシャンたちと同様に転職を考えるように言われたんだ。そして、イギリスがEUを離脱したら、もうツアーをする必要はないと言われたんだ」
「多分、僕も絶滅危惧種の一人なのかもね。知らないけどさ。その時期にイギリスのミュージシャンに向けて新しいバンドのザ・スマイルと共に書いた曲を演奏したい。“Free In The Knowledge”という曲なんだ」
「ザ・スマイルはロックダウンの間にトム・ヨークとやりたいというところから生まれたんだ」とジョニー・グリーンウッドは『NME』のインタヴューで語っている。
「時間はあまりなかったんだけど、何曲かを一緒に仕上げたくてね。だから、非常に断続的なんだけど、音楽を作るいいやり方だと思うよ」
レディオヘッドは『キッド A』と『アムニージアック』の再発盤として『キッドAムニージア』をリリースしている。同作にはBサイドや別ヴァージョン、そして未発表音源が収録されている。