アイアン・メイデンのシンガーであるブルース・ディッキンソンは2014年に咽頭ガンと診断されて、そこから回復した体験について振り返っている。
フロリダ州オーランドで行われたスポークンワードの公演の質疑応答でブルース・ディッキンソンはガンと診断された人へのアドバイスを求められている。
ブルース・ディッキンソンは治療法について提案されたものを「受け入れた」ものの、どういう風に治療が行われるかを質問攻めにしたと語っている。
「今は人々が考え出した治療法はうまくいくものになっていて、本当にいいチャンスを得られるということは言っておきたいね。だって、人類の半分はガンになるわけだから、もう死刑宣告じゃないんだよ。ガンには対処できるんだ」
「ガンを取り除くために身体に課さなきゃいけないことは時が経つにつれて、どんどん良くなっているんだ。身体に嫌なこともするけど、そのおかげで幸運なことに完治できたんだ」
ブルース・ディッキンソンは好奇心があるから一般の媒体ではこの話題は避けているとしながら、次のように語っている。「この話をするのは楽しいんだ。分かりやすく説明できるわけだからね。怖い話題だけどさ」
2016年から2018年のデータによれば、人生のどこかの時点で約39.2%の人がガンにかかることが明らかになっている。
先月、アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンはソロとしてのニュー・アルバムに取り組んでいることを発表している。
ブルース・ディッキンソンは2005年発表の『ティラニー・オブ・ソウルズ』に続く新作について長年のコラボレーターであるロイ・Z・ラミレスと作業を既に開始しているとのことだが、アルバムの完成まではしばらくかかると語っている。
彼は続けてアメリカでのスポークン・ワードによるツアーを終えた後にアルバムを完成させるつもりだと語っている。