エルヴィス・コステロは最初に結成したバンドであるラスティのアルバム『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』が6月10日にリリースされることが決定している。
ラスティは1972年にアラン・メイズと結成したバンドで、その初ライヴから50年を記念して、当時の楽曲をレコーディングしたアルバム『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』が制作されている。
アルバムは近年のエルヴィス・コステロの作品を手掛けるセバスチャン・クリスとエルヴィス・コステロのプロデュースで、ジ・インポスターズも参加している。エルヴィス・コステロは本作について「もしそうさせてもらえてたなら、僕らが18歳の時に作ったであろうレコード」と評している。
アルバムは6月10日にデジタル配信でリリースされ、当時の貴重なデモ音源が1曲ボーナス・トラックとして収録される日本盤CDは7月20日にリリースされる。
『ザ・レザレクション・オブ・ラスト』を構成するのは、ラスティが1972年のステージで披露していたセットリストから選ばれた6曲で、ニック・ロウの“Surrender To The Rhythm”と“Don’t Lose Your Grip On Love”、ケンタッキー出身ソングライターのジム・フォードによる“I’m Ahead If I Can Quit While I’m Behind”、オリジナル曲2曲“Warm House (And An Hour Of Joy)”、“Maureen & Sam”、ニール・ヤングの“Everybody Knows This Is Nowhere”と“Dance Dance Dance”は1曲にアレンジされ、後者ではエルヴィス・コステロがエレクトリック・ヴァイオリンを初披露している。