ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーが共演したクライム・サスペンス『L.A.コールドケース』が、8月5日(金)より劇場公開、本作の冒頭映像と各界著名人からの推薦コメントが解禁となった。
今回解禁された冒頭映像は、ノトーリアス・B.I.G.暗殺事件から9日後に起こった1つの事件から始まる。加害者は麻薬取締担当の覆面捜査官フランク・ライガ。一方、被害者のケヴィン・ゲインズもロス市警に勤務する警官だった。サザンロック・バンド、ブラックフットの曲をかけながら信号待ちをしているライガの車の隣に、スヌープ・ドッグの“Murder Was The Case”を大音量で流すゲインズの車が停まり、二人は口論となってしまう。そして、同じ警察同士だと知らずに起こった路上のいざこざは、カーチェイスのすえに殺人事件へと繋がってしまう。
しかし、被害者のゲインズには一つの秘密があった。彼は警官であると同時にギャング・グループ“ブラッズ”のメンバーだったのだ。映画本編では、ロス市警とギャング、そしてヒップホップ・レコード会社の関係性や、そこに巣食う闇の正体が次第に明らかになっていく。映像の終わりに、ジョニー・デップ演じるラッセル・プール刑事のナレーションが流れる。「この二つの事件のせいで、俺は全てを失う。その日、あの街角で迷宮への最初の扉が開いたのだ」。事件を追い続けた実在の刑事プールが辿り着いた“真実”とは一体…?
また、併せて各界著名人からの推薦コメントも到着した。ラッパーの宇多丸(RHYMESTER)やダースレイダーをはじめ、音楽ライターの池城美菜子、宇野維正、渡辺志保、HIP HOP YouTuberのShama Station、そして『ヘルドッグス 地獄の犬たち』や『ブラッディ・ファミリー』で知られるミステリ作家の深町秋生ら7名が本作に対するコメントを寄せた。本作の題材になった未解決事件が90年代ヒップホップ・ファンにいかに大きな影響を与えたかを窺い知ることができるコメントとなっている。
L.A.コールドケース
出演:ジョニー・デップ フォレスト・ウィテカー トビー・ハス デイトン・キャリー
監督:ブラッド・ファーマン(『潜入者』『リンカーン弁護士』) 原作:ランドール・サリヴァン「LAbyrinth」 脚本:クリスチャン・コントレラス
2018年│アメリカ・イギリス│英語・スペイン語│112分│カラー│スコープ│5.1ch│G│原題:CITY OF LIES│字幕翻訳:種市譲二
© 2018 Good Films Enterprises, LLC. 提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ