オジー・オズボーンは来たるニュー・アルバムでエリック・クラプトンが参加した曲の歌詞に賛同していなかったことを明かしている。
オジー・オズボーンは9月9日に通算12作目のアルバム『ペイシェント・ナンバー9』をリリースすることが決定しており、収録曲“One of Those Days”にエリック・クラプトンは参加している。
『クラシック・ロック』誌のインタヴューでオジー・オズボーンは“One of Those Days”がリリースされたら、「One of those days that I don’t believe in Jesus(イエスのことも信じられないついていない日)」という一節が問題になるだろうと語っている。実際、レコーディングしている時にエリック・クラプトンはこの歌詞に疑問を呈したことを明かしている。
「『ああ、あの歌詞はどうかと思うね』と彼は言ったんだ」とオジー・オズボーンは振り返っている。「だから、違う歌詞にしようと思って、『One of those days where I don’t believe in Christmas(クリスマスのことも信じられないついていない日)』というのでもやってみたんだけど、うまくいかなかったんだ。世界が大変なことになると、イエスへの信仰を失ってしまったことはさらに大きな意味を持つことになるからね」
オジー・オズボーンは次のように言及している。「あれは『反キリスト』という曲じゃないんだ。何もかもがうまくいかない日、あらゆることを解決しようと気が狂いそうな日について歌っているんだ」
同じインタヴューでオジー・オズボーンは健康問題でツアーはできなくなっているものの、ファンに大丈夫なことを知らせるためにも新作を急いでレコーディングしたと説明している。「このアルバムを作った理由の一つはみんなに自分のことを忘れてほしくなかったんだ。何としてでも、いつかステージに立って、ファンに『ありがとう』と言いたい。できなかったら、それまでだけど、この思いは強くあるんだ」
アルバム『ペイシェント・ナンバー9』にはェフ・ベック、マイク・マクレディ(パール・ジャム)、ロバート・トゥルヒーヨ(メタリカ)、ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、クリス・チェイニー(ジェーンズ・アディクション)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ザック・ワイルド、故テイラー・ホーキンス(フー・ファイターズ)、トニー・アイオミ(ブラック・サバス)らが参加している。
オジー・オズボーンは故郷のバーミンガムで開催されている英連邦競技大会の閉会式にサプライズで出演している。彼はブラック・サバスのギタリストであるトニー・アイオミらと共に“Paranoid”を披露している。