ノエル・ギャラガーはザ・ビートルズが持つカルチャーとしての影響力について語り、「一段上の存在」と語っている。
ノエル・ギャラガーはザ・ビートルズが1966年に発表した『リボルバー』が再発されるのに伴って、アップル・ミュージックでマット・ウィルキンソンのインタヴューを受けている。
ザ・ビートルズのメンバーとソングライティングについて語ったことがあるかと訊かれて、ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「ないね。ソングライティングについて他のソングライターとは話をしないんだ。だって、何を話すんだ? 自分の意見としては誰もが同じで、一部の才能のある人がいるっていうだけだよ」
「ザ・ビートルズも自分と同じだと思って見ているんだ。彼らも話をしたくないんじゃないかと思うけどね。まあ、ポール・マッカートニーはザ・ビートルズの大ファンだけどね。彼は最大のザ・ビートルズ・ファンという感じなんだ」
「“Don’t Look Back in Anger”がどうできたか、あの女性は誰なのか、曲を書いた時のことも、どれもまったく分からないと言っても、みんな受け入れてくれないんだよ。戸惑っちゃうんだ。その人の人生を救った曲だったりするからね。分からないけど、二日酔いで目が覚めたら、曲ができていたという感じなんだよ」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「レイ・デイヴィスも、ジャガー&リチャーズも、大好きな人たちはみんな、若者のカルチャーにとって重要なアンセムを書いてきた。でも、ザ・ビートルズはどうだろう?と考えると、彼らはそれ以上のことをやっているんだ。彼らはよりカルチャーにおいて重要な存在で、より多くのことを成し遂げた。彼らはまったくもって一段上の存在だよ。マッカートニー&レノンはそういうことなんだ。ボブ・ディランもだよね」
「彼ら以降については誰もが横並びだと思うよ」
『リボルバー』のスペシャル・エディションは本日10月28日にリリースされている。
同作からは先日、ジョン・レノンの歌う“Yellow Submarine (Songwriting Work Tape / Part 1)”も公開されている。