ドージャ・キャットは髪を短くしたことについてブリトニー・スピアーズと比較する人たちを批判している。
『ヴァラエティ』誌のインタヴューでドージャ・キャットはあの当時ブリトニー・スピアーズが体験したことを考えると、比較するのは失礼だと語っている。
2007年、ブリトニー・スピアーズはパパラッチに追い回される中で頭を丸める行動を取っている。2008年、ブリトニー・スピアーズは精神科医の診断で入院しており、個人的な恋愛や財産も父親の監視下に置かれる物議を醸すことになった後見人制度が適用されている。
2021年、14年の歳月を経て、「虐待とも言える」トラウマを残すことになった後見人制度は終了している。ブリトニー・スピアーズはその後、後見人制度による虐待について父親のジェイミー・スピアーズを批判しているが、父親は否定している。
今回、ドージャ・キャットはブリトニー・スピアーズとの比較について次のように語っている。「ブリトニー・スピアーズが体験したことを矮小化して、真剣に捉えず大した事じゃないと冗談にするのはものすごく失礼よね」
「そういうコメントを見る度に、ただ不愉快であるということ以外は理解できないわ」
ドージャ・キャットは髪を短くすることにした理由について詳しく説明している。「何かを変える必要があった」
「うまくいってなかったし、自分の望む形で自分を大事にしていなかった。『何かをしないと』と思って、全部切ることにしたの。頭の形も分かるし、顔全体を見ることができる。これまででも最善の選択よ。こんなに美しいと感じたことはなかった」
インタヴューでドージャ・キャットは2023年の年末までに新しいアルバムをリリースするつもりだとも語っている。
「パンクを追求したいの」と彼女は続けている。「でも、ポップ・パンクではない。今はポップ・パンクのアーティストは十分いると思うから。必要なら、もっといてもいいけど、自分がやるべきだとは思わなかった」
「生々しくて、フィルターのかかっていないハードコアなパンクを掘り下げたい」として、ドージャ・キャットはポップ・ミュージック/ダンス・ミュージックとは対照的にラップやR&Bに焦点を当てたいとも述べている。「私自身の楽しみとしてやっているの。ドラマーとギタリストを集めてやったりしているんだけど、これが世に出るのかどうかも分からない」
ドージャ・キャットが最後にリリースしたアルバムは2021年発表の『プラネット・ハー』で、シザとのコラボレーションである“Kiss Me More”で初のグラミー賞を獲得している。