Queen、セカンド・アルバムの豪華盤が3月27日にリリースされることが決定

クイーンは1974年発表のセカンド・アルバム『クイーンII』の豪華盤が3月27日にリリースされることが決定している。

今回、5CD+2LPボックス『クイーンII – コレクターズ・エディション』を含む全6形態がリリースされることが決定しており、日本盤は『クイーンII – コレクターズ・エディション』と1CDが3月27日に、2CDのデラックス・エディションが4月1日にリリースされる。

今回のリリースはブライアン・メイとロジャー・テイラーがエグゼクティヴ・プロデューサーを担当しており、ジャスティン・シャーリー=スミス、ジョシュア・J・マクレー、クリス・フレドリクソンによるチームがリミックスを手掛けている。

CD2には『クイーンII – セッション』として、オリジナルのトライデント・セッションからのアウトテイクから、アルバム本編収録各曲の完全に異なるヴァージョン(100%未発表の音源)が収録される。CD3には『クイーンII – バッキング・トラック』として、アルバム収録曲からリード・ヴォーカルを取り除いたミックスが収録される。CD4には『クイーンII – アット・ザ・BBC』として、1973年末から1974年初頭にかけてバンドが3度に分けて録音したセッションからの音源が収録される。CD5には『クイーンII – ライヴ』として、1974年3月31日にロンドンのレインボー・シアターでの公演が収録される。

ボックスセット『クイーンII – コレクターズ・エディション』にはさらに全112ページのブックレットが同梱される。ブックレットには未公開写真や、手書きの歌詞、日記、特別な歴史的記念品の画像に加え、曲作りやレコーディング等、本アルバムの制作に関するバンド・メンバーの回想録が掲載される。

「『クイーンII』は、僕らが一足飛びで成し遂げた、それまでで最も大きな飛躍だった」とブライアン・メイは語っている。「追い込まれて、そうせざるを得なかったレコーディング方法ではなく、自分たちが心から望むやり方で音楽を作り始めたのが、あの時だったんだ」

「我ながら信じられないほどの労力を、僕らは『クイーンII』に注ぎ込んだ」とロジャー・テイラーは続けている。「独自のサウンドを進化させていると、自分達でも感じていたんだと思う。いわゆるマルチ・トラック録音という手法を、自分たちで開拓しているところだった。それによって、3人だけで歌っているのに、途轍もなく幅広い音色と壮大な合唱効果を生み出すことが出来たんだ」

今回の本作に対するアプローチについて、ジャスティン・シャーリー=スミスは「楽曲の明快さをより一層引き出すことが目的だった」と説明する。「何かを加えるのではなく、元々そこに存在していた要素をより顕在化させ、望み通りのサウンドを実現したかったんだ」

「当時の技術で、彼らがあれだけのものを成し遂げたなんて、信じがたいほど凄いことだ」と続けるジョシュア・J・マクレー。「かなり時代を先取りしていた部分もある。今回の作業に当たっては、伝説や神話に出てくる空間に足を踏み入れるような感覚がしたよ」

「僕は全てを注ぎ込みたかった――やりたい放題にね。」と、フレディ・マーキュリーは当時語っている。「特にバンド全体としては、僕らは決して中途半端なことはしないし、僕も自分自身に対してとても厳しい。妥協は一切しない」

「“The March of the Black Queen”は、間違いなく“ボヘミアン・ラプソディ”の先駆けだった」と、ブライアン・メイは語っている。「フレディの思考レベルは、あの当時ですら、別次元で動いていたんだ。“Father to Son”や“The Fairy Feller’s Master-Stroke”——こういった曲の中にも、後に花開くものの種が聴いて取れる」

「このアルバムは、他の誰の作品にも似ていないと思う」とロジャー・テイラーは語っている。「僕らは精神的なアイデンティティや、グループとしてのアイデンティティを獲得して、自分達のやるべきことをやっただけなんだ」

コレクターズ・エディションの詳細は以下の通り。

クイーン
クイーンII – コレクターズ・エディション
QUEEN
QUEEN II – COLLECTOR’S EDITION
UICY-80724 5CD + 2LP
36,300円(税込)
輸入国内盤仕様(LPは直輸入盤) / 1,600セット完全生産限定盤
日本盤のみSHM-CD仕様
2026年3月27日(金)発売

CD1: クイーンII – 2026ミックス QUEEN II – 2026 MIX
1. プロセッション Procession
2. 父より子へ Father To Son
3. ホワイト・クイーン White Queen (As It Began)
4. サム・デイ・ワン・デイ Some Day One Day
5. ルーザー・イン・ジ・エンド The Loser In The End
6. オウガ・バトル Ogre Battle
7. フェアリー・フェラーの神技 The Fairy Feller’s Master-Stroke
8. ネヴァーモア Nevermore
9. マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン The March Of The Black Queen
10. ファニー・ハウ・ラヴ・イズ Funny How Love Is
11. 輝ける7つの海 Seven Seas Of Rhye

CD2: クイーンII – セッション QUEEN II – SESSIONS
1. プロセッション – ステージ・イントロ・テープ – 1973年4月 Procession – Stage Intro Tape – April 1973
2. 父より子へ – テイク4 & 9 – with ガイド・ヴォーカル Father To Son – Takes 4 & 9 – with Guide Vocal
3. アズ・イット・ビギャン – ブライアンのスタジオ・デモ – 1969年10月 As It Began – Brian’s Studio Demo – October 1969
4. サム・デイ・ワン・デイ- テイク1 – with ガイド・ヴォーカル Some Day One Day – Take 1 – with Guide Vocals
5. ルーザー・イン・ジ・エンド – ロジャーの最初のデモ The Loser In The End – Roger’s First Demo
6. ルーザー・イン・ジ・エンド – ロジャーのセカンド・デモ The Loser In The End – Roger’s Second Demo
7. オウガ・バトル – テイク2 & 6 – with ガイド・ヴォーカル Ogre Battle – Takes 2 & 6 – with Guide Vocal
8. フェアリー・フェラーの神技 – テイク4 & 9 The Fairy Feller’s Master-Stroke – Takes 4 & 9
9. ネヴァーモア – テイク6 Nevermore – Take 6
10. マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン – 最初のセクション・テイク3 & 5 The March Of The Black Queen – First Section Takes 3 & 5
11. マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン – セカンド・セクション・テイク1 The March Of The Black Queen – Second Section Take 1
12. ファニー・ハウ・ラヴ・イズ – テイク4 Funny How Love Is – Take 4
13. 輝ける7つの海 – テイク4、5 & 6 Seven Seas Of Rhye – Takes 4, 5 & 6
14. アイ・ドゥ・ライク・トゥ・ビー・ビサイド・ザ・シーサイド – テイク4 I Do Like To Be Beside The Seaside – Take 4
15. シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン – B-サイド・ヴァージョン・2026ミックス See What A Fool I’ve Been – B-side Version 2026 Mix
16. ノット・フォー・セール (ポーラー・ベア) Not For Sale (Polar Bear)

CD3: クイーンII – バッキング・トラック QUEEN II – BACKING TRACKS
1. プロセッション Procession
2. 父より子へ Father To Son
3. ホワイト・クイーン White Queen (As It Began)
4. サム・デイ・ワン・デイ Some Day One Day
5. ルーザー・イン・ジ・エンド The Loser In The End
6. オウガ・バトル Ogre Battle
7. フェアリー・フェラーの神技 The Fairy Feller’s Master-Stroke
8. ネヴァーモア Nevermore
9. マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン The March Of The Black Queen
10. ファニー・ハウ・ラヴ・イズ Funny How Love Is
11. 輝ける7つの海 Seven Seas Of Rhye

CD4: クイーンII – アット・ザ・BBC QUEEN II – AT THE BBC
1. シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン(BBCセッション2 – 1973年7月 – 2011ミックス) See What A Fool I’ve Been (BBC Session2 – July 1973 – 2011 mix)
2. オウガ・バトル(BBCセッション3 – 1973年12月) Ogre Battle (BBC Session 3 – December 1973)
3. ネヴァーモア(BBCセッション4 – 1974年4月) Nevermore (BBC Session 4 – April 1974)

4. ホワイト・クイーン(BBCセッション4 – 1974年4月) White Queen (As It Began) (BBC Session 4 – April 1974)
ライヴ・アット・ザ・ゴールダーズ・グリーン・ヒッポドローム – 1973年9月13日
LIVE AT GOLDERS GREEN HIPPODROME – 13TH SEPTEMBER 1973
5. プロセッション – イントロ・テープ Procession – Intro Tape
6. 父より子へ Father To Son
7. サン・アンド・ドーター Son And Daughter
8. ギター・ソロ Guitar Solo
9. サン・アンド・ドーター(リプライズ) Son And Daughter (Reprise)
10. オウガ・バトル Ogre Battle
11. ライアー Liar
12. 監獄ロック Jailhouse Rock

CD5: クイーンII – ライヴ QUEEN II – LIVE
1. プロセッション – イントロ・テープ Procession – Intro Tape
2. 父より子へ Father To Son
3. オウガ・バトル Ogre Battle
4. ホワイト・クイーン* White Queen (As It Began)*
5. マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン** The March Of The Black Queen**
6. フェアリー・フェラーの神技 The Fairy Feller’s Master-Stroke
7. 輝ける7つの海 Seven Seas Of Rhye
8. シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン See What A Fool I’ve Been

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