エド・シーランは最新シングル“Eyes Closed”のピアノとストリングスによるバージョンが公開されている。
このパフォーマンス映像はイギリスのチャタム工廠で撮影されており、ピアノにはザ・ナショナルのアーロン・デスナーが参加している。
パフォーマンス映像はこちらから。
“Eyes Closed”はミュージック・ビデオも公開されており、親しい友人だったDJのジャマル・エドワーズに捧げられている。エド・シーランの初期のキャリアを後押ししたジャマル・エドワーズは薬物使用が引き金となり、心臓発作で昨年2月に亡くなっている。
“Eyes Closed”のミュージック・ビデオについてエド・シーランは次のように語っている。「“Eyes Closed”は、誰かを失うことについて歌っている。外出するたびに、失った相手とバッタリ会うことを期待し、何もかもがその人を連想させ、その人と一緒にやったことを思い出させる。時には現実から目をそらすことも必要だけど、でも、何かキッカケがあるとまたそこに戻ってしまうんだ。僕は映画『ハーヴェイ』にインスパイアされたミュージック・ビデオを作りたいと思った。この映画では、主人公が空想の友人を持つんだけど、その空想の友人が他の誰にも見えない巨大なウサギで。そこで僕は、今回のミュージック・ビデオで自分だけの巨大な青いモンスターを作ろうと思ったんだ。ミュージック・ビデオが進むにつれてどんどん大きくなって、部屋全体を占領してしまうほどになるんだ。やがて僕はそれしか見えなくなる、悲しみと同じようにね」
“Eyes Closed”が収録される「マスマティックス・プロジェクト」の最後となるニュー・アルバム『-(サブトラクト)』は5月5日にリリースされる。国内盤にはボーナス・トラックとして“F64”が追加収録されることも決定している。