リンキン・パークのマイク・シノダは2003年にリリースされたセカンド・アルバム『メテオラ』の20周年記念盤が本日リリースされたことを受けて、コメントが公開されている。
『メテオラ:20周年記念盤』は限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットを筆頭に、デラックス・アナログ・ボックス・セット、デラックス3枚組CD、デジタル配信など複数のフォーマットで発売されている。国内盤ではデラックス3枚組CDがリリースされている。
マイク・シノダは『メテオラ』が20周年を迎えたことについて次のように語っている。「すごくいい気分だよ。こういった曲はその瞬間のスナップショットのようなもので、意義深いし、僕やその時の文化の一端を担っていた全てのファンのカルチャーの情報が詰まっているからね。だから、曲を聴くと当時起こっていたことを大勢の人が思い起こすだろう、その一端を担えることが、僕にとってはとても楽しいんだ。あと、当時を知らない若者たちが今この曲を聴いて、このバンドを好きになってくれるっていうのもすごくクールだね」
スーパー・デラックス・ボックス・セットを開封する動画も公開されているマイク・シノダだが、パッケージについて次のように語っている。「現物を見たら、これをまとめあげるのがどんなに大変な作業だったか誰にでもわかってもらえると思う。とてもきめ細やかに作られた、充実した内容のパッケージさ。包括的で、考えうる全てのものが詰まっている。アナログ盤やCD、DVDやブックレット、他にもいろんなものが入っていて、それぞれに音楽やデザイン、アイデア、そして郷愁が詰まっているんだ。あの時代にタイムスリップするとても楽しいやり方だったよ」
日本のファンへのメッセージとしてマイク・シノダは次のように続けている。「みんなのサポートには、本当に感謝しているよ。僕はつい最近新曲「In My Head」を発表したんだけど、この『メテオラ』の20周年記念エディションと新曲を聴いて、“将来に目を向けること(Look Forward)”と“過去を振り返ること(Look Backward)”を同時に楽しんでくれたら嬉しいね」
また、『メテオラ: 20周年記念盤』の発売を記念して、ファンからの質問にバンド・メンバーが答える、非常にスペシャルなグローバル・オンライン・ファン・Q&Aライヴストリーム・イベントが4月10日に開催されることも決定している。イベントは日本時間4月11日午前3時開始で、配信後もアーカイヴ視聴が可能になるという。