スティーヴ・ルカサーは来たるソロ・アルバムより新曲“Someone”がヴィジュアライザーと共に公開されている。
新曲“Someone”は6月21日にリリースされる通算9作目のソロ・アルバム『ブリッジズ』に収録される。
“Someone”のヴィジュアライザーはこちらから。
“Someone”はスティーヴ・ルカサー、ジョセフ・ウィリアムス、デヴィッド・ぺイチによる共作で、スティーヴ・ルカサーは「コールドプレイへのちょっとしたオマージュだ。好きなバンドだよ。とてもメロディアスだろ。タフなコールドプレイというかね」と語っている。
スティーヴ・ルカサーは新作について次のように語っている。「これは、俺のソロとしての音楽と、TOTOの音楽との“架け橋”というべきアルバムだ。曲の大半をジョセフ・ウィリアムズ、デヴィッド・ペイチ、そして僕自身で書き、TOTOの昔の仲間を呼んで演奏してもらい、ランディ・グッドラムやスタン・リンチといった共同作曲家たちによって、そのすべてが一つになった。今でも、昔の仲間のほとんどが大親友だということの証だし、TOTOがもうスタジオ・アルバムを作ることはないと思われる今、『TOTOのスタイル』の1枚を作りたかったんだ。そこに近づける限り近づいたアルバム、ということさ」
『ブリッジズ』には数多くのTOTOのメンバーが参加しており、ジョセフ・ウィリアムズは6曲、デヴィッド・ペイチは4曲の作曲クレジットに名を連ねている。サイモン・フィリップスは4曲でドラムを叩いており、シャノン・フォレストは4曲に参加、旧友で元メンバーのリー・スクラーと、ガヴァメント・ミュールのベーシスト、ヨルゲン・カールソンが共に数曲で参加している。
スティーヴ・ルカサーは次のように語っている。「誰かがバンドを脱けたり、別の仕事に移ると、もう友達ではなくなり、一緒に仕事はしないんじゃないかと思われがちだ。でもそうじゃないってことが、このアルバムが証明していると思う。俺としては、昔の仲間とバカ話でもしながら、一緒に音楽を作りたかった。実際、すごく楽しかったし、聴きなじみのあるサウンドは僕らが書いていた音楽と完璧にマッチしていたよ」
TOTOは7月に来日公演を行うことが決定している。