クイーンのギタリストであるブライアン・メイ+フレンズは1983年にリリースしたミニ・アルバム 『無敵艦隊スター・フリート』の発売40周年記念リマスター・エディションが7月14日にリリースされることが決定している。
『無敵艦隊スター・フリート』の発売40周年記念リマスター・エディションは、1983年4月21日と22日、エドワード・ヴァン・ヘイレン(ギター)、アラン・グラッツァー(ドラムス)、フィル・チェン(ベース)、フレッド・マンデル(キーボード)といったミュージシャンと共に、ブライアン・メイがロサンゼルスのレコード・プラント〉で過ごした2日間の記録が完全収録され、2CDの日本盤には未発表音源を含む23トラックが2枚目には収録される。海外では2CDはデラックス・エディション・ボックス・セットの一部となっていて、単独発売は日本のみとなる。
1983年10月31日にリリースされたオリジナルの3曲入りミニ・アルバムには“無敵艦隊スター・フリート”のフルレングス・テイクが収録されていた。
同曲は、元々日本で製作された同名の子供向けSFテレビ番組のUK版主題歌を、ブライアン・メイがハード・ロックで再構築したもので、ブライアン・メイと4歳の息子ジミーは、毎週土曜の朝になると欠かさず、テレビにかじり付くようにしてこの番組を観ており、英国のミュージシャンのポール・ブリスが手掛けたUK版主題歌にブライアンが惹かれるきっかけとなったという。
ミニ・アルバムにはブライアン・メイとエドワード・ヴァン・ヘイレンのギター・ソロがふんだんに盛り込まれた“時空を超えて…(Let Me Out )”や、このスーパーグループの参加ミュージシャン全員が完全に自然発生的な即興演奏を行っている、13分間の“ブルースの戦士(Blues Breaker)”も収録されている。