リチャード・リンクレイター監督×ケイト・ブランシェット主演の話題作『バーナデット ママは行方不明』を9月22日(金)新宿ピカデリーほかにて全国公開、本作でバーナデットの夫エルジーを演じたビリー・クラダップ。初タッグを組んだリチャード・リンクレイター監督の印象や、人間嫌いのバーナデットと夫、家族としての関係性などを語ったインタビューが到着した。
本作は、ケイト・ブランシェット演じる天才カリスマ建築士バーナデットが、出産を機に仕事を引退し、キャリアを投げ打って家庭に入った女性に焦点を当てている。
一流IT企業に勤める夫エルジー役を演じたビリー・クラダップは、夫エルジーという役について「バーナデットに何が起こっているのか彼には理解できなかった。彼女は明らかに奇妙な言動をしていたけど、自分たちでなんとかできると思っていたんだ。彼は良い仕事をすること、我慢することが父親にできることだと考えていて、家族が彼を迎え入れてくれるのならばいつでも家族のもとへ行く準備ができている。」と、エルジーの夫、父親としての姿について語った。
バーナデットの第一印象については、「バーナデットは、彼女自体が創造性で建築界の革新の源だから、大人として生活を管理するのが難しい。彼女は娘が産まれてから13年間仕事のない人生を送ってきた。創作に対するエネルギーは彼女の人間性を歪め、人間嫌いの突拍子のない人間になった。エルジーにとっても近寄りがたくなり、人間関係は娘との関係のみになった。」と明かした。
リチャード・リンクレイター監督については「彼は、自分の道を生きてい魅力的な監督だよ。一緒に作り上げることに力を入れ
そこに忍耐を持っている。関わる人々が皆、最高のレベルで仕事ができるようにするため、特定のテンポを決めていない
もしそれを理解できたなら感謝しなくてはならない。それが最高の贈り物なんだから」と、尊敬の念を込め、締め括った。
バーナデット ママは行方不明
監督・脚本:リチャード・リンクレイター 脚本:ホリー・ジェント、ヴィンス・パルモ
出演:ケイト・ブランシェット、ビリー・クラダップ、エマ・ネルソン、クリステン・ウィグ
2019年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/108分/原題:Where’d You Go, Bernadette/日本語字幕:石田泰子
提供:バップ、ロングライド 配給:ロングライド © 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
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Wilson Webb / Annapurna Pictures