リアム・ギャラガーは『ディフィニトリー・メイビー』の30周年を記念したツアーの追加公演を発表している。
リアム・ギャラガーは今週オアシスのデビュー・アルバムの30周年を記念したUK&アイルランド・ツアーを来年6月に行うことを発表していた。
チケットは現地時間10月20日午前9時に発売されたが、購入者が殺到したことから追加公演を行うことが発表されている。
追加公演は6月11日に行われるロンドンのO2アリーナでの4公演目と6月28日に行われるマンチェスターのコープ・ライヴでの4公演目となっている。
その他にもシェフィールド、カーディフ、グラスゴー、ダブリンで公演は行われる。
「『ディフィニトリー・メイビー』のツアーを発表できて、家の周りを跳びはねているよ」とリアム・ギャラガーはこのツアーについて語っている。「文句なしに90年代で最も重要なアルバムだよ。このアルバムがなかったら、自分はどこにも行けなかったし、みんなもそうだろ。さあ、お祝いだ」
先日、リアム・ギャラガーは来年の『ディフィニトリー・メイビー』を披露するツアーで演奏する当時のBサイド曲についても言及していた。リアム・ギャラガーは“Take Me Away”をやることはないものの、ノエル・ギャラガーが歌い、コメディ番組『ロイル・ファミリー』のテーマ曲として知られる“Half the World Away”はやってみたいと述べている。
ツアーにはガンの治療を行ってきたギタリストのポール・“ボーンヘッド”・アーサーズもソロ・プロジェクトを経て参加する予定となっている。リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーについては声をかけたものの断られたとも語っている。
一方、ノエル・ギャラガーは30周年を記念して『ディフィニトリー・メイビー』が再発されると先日明かしている。
ノエル・ギャラガーによれば、『ディフィニトリー・メイビー』の30周年盤には当時のレコーディング・セッションで作られた未発表音源が収録されるという。ノエル・ギャラガーは音源を見つけた経緯について次のように語っている。「ソニーの倉庫で当時のテープを見つけたんだ」
「なくなったものと思ったんだけど、間違ったラベルが付けられていたんだ」とノエル・ギャラガーは続けている。「あの時期の曲の素晴らしいバージョンで、アコースティック・バージョンもあるんだよ」
また、リアム・ギャラガーはツイッターでニュー・アルバムが完成したことを示唆している。先日、いつ次のツアーを発表するかを訊かれたリアム・ギャラガーは次のように答えている。「アルバムを作ったところだ。ライヴももうすぐだよ」