日本のロック・ポップス黎明期から時代を先取りし、今なお世代を超えて多くの人々に影響を与える音楽家、加藤和彦の軌跡を追った初めての音楽ドキュメンタリー映画 『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』(配給:ナカチカピクチャーズ)が、5月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開、映画のエンディング曲である「あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.」のPVが解禁となります。
この曲は、加藤和彦、きたやまおさむによる1971年の名曲「あの素晴しい愛をもう一度」を、加藤の曲を愛する世代を超えたアーティスト達が中心となりTeam Tonobanとして新たにレコーディングしたもの。
Team Tonobanは、高野寛、高田漣、坂本美雨、石川紅奈、きたやまおさむ、坂崎幸之助、宮川剛、佐藤優介により構成され、この曲にはドラムサンプルとして高橋幸宏、そして1971年当時のライブから加藤和彦の歌声をサンプリングする趣向も施されている。映画のエンディングでそのレコーディング風景が描かれており、その一部をPVとしてお届けする。
PV解禁に合わせて、この曲のアレンジャーであるミュージシャンの高野寛からコメントが寄せられた。
なお、この曲「あの素晴しい愛をもう一度〜2024Ver.」は、本日より先行デジタル配信が行われ、5月22日(水)にリリースされる2CD作品集「The Works Of TONOBAN ~加藤和彦作品集~」にも収録される。
高野寛(ミュージシャン)からのコメント
エンディング曲のアレンジという大役にご指名いただいて、身が引き締まる思いがしました。原曲の良さを曲げずに現代の感覚も加え、未来に歌い継がれていくような、大きな時間の流れをイメージしました。誰もが歌える名曲なのに、実際に演奏してみるとコード進行や構成に一筋縄ではいかない所があって、その「ひねり」が曲に深みを与えていることも印象的でした。
加藤さんが亡くなった時、旧作を全部聴き返し、千変万化の才能に驚いたのですが、今回の映画で改めて、リマスターされた楽曲の音の良さに驚き、その才能の普遍的な輝きに触れることができました。映画に参加することができて光栄です。
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代
CAST
きたやまおさむ 松山猛 朝妻一郎 新田和長 つのだ☆ひろ
小原礼 今井裕 高中正義 クリス・トーマス 泉谷しげる 坂崎幸之助
重実博 コシノジュンコ 三國清三 門上武司
高野寛 高田漣 坂本美雨 石川紅奈(soraya) 他
ARCHIVE
高橋幸宏 吉田拓郎 松任谷正隆 坂本龍一
他(順不同)
企画・構成・監督・プロデュース:相原裕美
制作:COCOON 配給・宣伝:NAKACHIKA PICTURES
協賛:一般社団法人MAM
2024年|日本|カラー|ビスタ|Digital|5.1ch|118分
ⓒ2024「トノバン」製作委員会
公式サイト:https://tonoban-movie.jp/