クイーン+アダム・ランバートは今年2月に来日公演が開催された「ザ・ラプソディ・ツアー 2024」の公式マーチャンダイズの一部が決定がネット通販で販売されることが決定している。
クイーン+アダム・ランバート「ザ・ラプソディ・ツアー 2024」の来日公演は今年2月に全国4か所のドーム会場にて計5公演が行われ、延べ20万人以上が来場している。今回発売されるのは会場で発売されたマーチャンダイズの中から、Tシャツやカップなどの商品で、販売期間は5月3日正午から5月13日までの期間限定となる。
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クイーンについてはライヴ作品『伝説の証 – ロック・モントリオール1981』が2枚組Blu-Rayと2枚組CD、3枚組LPとして5月10日に発売されることが決定している。
海外では前述の3形態に加えて、2枚組4K Ultra HDのフォーマットでも発売される。
本作は1981年11月24日と25日に行われた18,000人収容のモントリオール公演を収録したもので、このツアーはサポート・メンバーを加えずメンバー4人で行った最後のツアーとなっている。
「モントリオールは、僕らが大好きな街の一つで、オーディエンスも素晴らしく、エネルギーに溢れているんだ」とブライアン・メイは語っている。「特にこのフォーラムという会場は、それまでにも何度か演奏したことがあったけれど、いつも本当に熱狂的な観客で満員で、僕らもエネルギーを沢山もらっていたよ」
監督のソール・スイマーは最先端のダブル・アナモルフィック・レンズと35mmフィルムを使って撮影することを計画し、それにより5階建ての高さに相当する巨大スクリーンでの上映が可能となっている。舞台裏では、クイーンのメンバーとソール・スイマー監督の間に、何らかの問題が起きてもおかしくないほどの緊張関係が生じていたが、それによって、むしろバンドは新たな高みへと駆り立てられる結果となったと評されている。
「僕らはものすごいハイテンションになっていたから、めちゃくちゃテンポが速くなった曲があったり、本当に鋭くて、怒りに満ちているような演奏になった部分も相当あったんだ」とブライアン・メイは振り返っている。
ロジャー・テイラーは次のように続けている。「1981年のステージで僕らがどれだけ自由だったか、今になって実感するなんて実に面白いことだよね。4人組のバンド、つまりクイーンの4人だけがそこにいて、フレディにも会える。当時としては非常に高画質のカメラを使用しているから、こっちもバンドと一緒にステージにいるような感覚に陥るんだよ。まるで自分も実際パフォーマンスに参加しているかのような気分を、観る側にここまで味わわせてくれる映像作品は、これまで見たことがないな」
Blu-rayには最新技術を駆使して、デジタル復元された『ロック・モントリオール1981』と『ライヴ・エイド1985』の両方が収録される。