John Lennon、『Mind Games』のアルティメイト・コレクションより「You Are Here」のMV公開

John Lennon

ジョン・レノンは『マインド・ゲームス』のアルティメイト・コレクションより“You Are Here”の新たなミュージック・ビデオが公開されている。

『マインド・ゲームス(ヌートピア宣言)』のアルティメイト・コレクションは、デジタル、2CD、2LPから、6CDとブルーレイ2枚組のデラックス・ボックス・セットまで、様々なフォーマットで発売される。スーパー・デラックス・エディションで全世界で1,100セットのみの限定販売となる。

“You Are Here”のミュージック・ビデオはこちらから。



この映像は、1968年にロンドンのロバート・フレイザー・ギャラリーで開催された、ジョンにとって初めての大規模な個展「You Are Here (To Yoko From John Lennon, With Love)」で撮影されたもので、ジョン・レノンが監督を務め、ウィリアム・ウェアリングとディック・ロリーモアによって撮影されたレノン・フィルム・アーカイヴスのオリジナル・ビデオがこの度復元されている。

1968年6月30日、当時27歳のジョンが、ロバート・フレイザーとそのチームとともに自身の個展の最終準備を進め、翌日7月1日に華やかなオープニング・セレモニーを迎える様子を映し出している。当時ジョンは、ザ・ビートルズの名を冠した通称“ホワイト・アルバム”の作曲とレコーディングの真っ最中だった。

この個展は、チャリティーの募金箱と、ジョンの直筆で「You Are Here」と書かれた白いキャンバスが展示された非常にミニマルなものだった。作品の隣には、“アーティスト”のための募金用の帽子と「You Are Here」のメッセージが書かれた小さな白いバッジでいっぱいの大きな瓶が置かれ、来場者はそのバッジを持ち帰ることができた。

ジョン・レノンは当時次のように述べている。「ヨーコと初めて会った後、彼女は私に、映画を撮ったり、もっと遠くの音楽を作ったり、ギャラリーで展覧会を開いたり、個人的にやっていたアートをもっと発表するように勧めてくれた。私がやっていることは何でも、彼女が励ましてくれた。出会ってすぐ、ロンドンのロバート・フレイザー・ギャラリーでギャラリー・ショーを開いたんだ。そこで『You Are Here』という作品を発表したんだ。青天の霹靂だった。それまでそんなことはしたことがなかった」

今回のリリースに合わせて出版社のテムズ&ハドソンからは『マインド・ゲームス:ジョン・レノン&ヨーコ・オノ』という書籍が9月24日に刊行されることも決定している。

本書の抜粋でジョン・レノンは次のように述べている。「ロバート・フレイザー・ギャラリーで『You Are Here』展をやった。剥き出しのギャラリーと丸い大きな白いキャンバスで構成されていて、そこに私の文字が描かれているだけだった。『あなたはここにいる』。階段を下りて、RSPCA、動物基金、ガン基金、犬や人々など、様々なチャリティの缶にお金を入れていくんだけど、部屋はその缶でいっぱいだった。壁の左側には、『You Are Here』と書かれた大きな大きなキャンバス、アーティストのためにお金を入れる帽子、『You Are Here』と書かれた小さな白いバッジが入った瓶があった。イギリスの『キャンディッド・カメラ』というチームと一緒に暗い窓の後ろから撮影して、『メッセージを受け取ったら送り返してください』と書いた風船を飛ばすと、彼らはどこで手にしたのかを手紙で教えてくれた。キャンバスを切り詰めて、今は3フィートくらいになった」

「『You Are Here』、これは冗談に留まらないものだと思う。みんな、それを読んで、突如それが真実だと気づくんだ。『私はここにいる』と思う。『他の人たちもそうだ。みんな、一緒にここにいる』ってね。そこで波動のやりとりが始まる。いいものか悪いものかは送る人とどう感じたかによる。たくさんの人がここにいることを悟ろうとインドに行った。ティモシー・リアリーの友人であるリチャード・アルパートはインドに行って、グールーに会って、いろんなところに行ったけれど、グールーが言うのは『今ここにいることを忘れるな』という、それだけだ。この瞬間を忘れないこと。この間、ジョージと話してて、彼に言うのを忘れてしまったけど、『何を探しているんだい? あなたはここにいる』ということなんだ」

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