ビリー・アイリッシュと兄のフィニアスはアメリカ大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明している。
9月17日の全米有権者登録の日に際してビリー・アイリッシュとフィニアスは公式インスタグラムでファンに投票を促し、カマラ・ハリス副大統領を支持することを明かしている。
「アイウィルヴォート・コムで自分の状況を確認して、僕らのように事前投票するのに加わってほしいとお願いしたいと思います」とフィニアスは語り、ビリー・アイリッシュは次のように続けている。「私たちはカマラ・ハリスとティム・ウォルズに投票します。彼らは生殖に関する自由、この星、私たちの民主主義を守るために闘っているからです」
フィニアスは次のように続けている。「過激派に私たちの生活、自由、未来を支配させるわけにはいきません。2025アジェンダという危険なプロジェクトやそれらを止めるためにはカマラ・ハリスに投票して、選出するしかないのです」ビリー・アイリッシュは次のように語っている。「人生がかかっているかのように投票してください。実際、そうだから」
ビリー・アイリッシュとフィニアスが投票の重要性について語るのは今回が初めてではなく、2020年10月にもビリー・アイリッシュは投票を促すための活動を行っている。
この活動は50409に「BILLIE」とメールを送ると、有権者登録を行っているかを確認でき、有権者登録を行う方法も示されるものとなっていた。
同月、ビリー・アイリッシュは政治について語るくらいなら「死んだほうがマシ」だとしながらもアメリカ大統領選挙について語る「責任」があると述べている。
「無視して黙っているわけにはいかないというところまで来たの。特に自分にはプラットフォームがあって、それを無駄にしたくはなかった。だから、死んだほうがマシだとしても声を上げて語ることは重要だと思っている」とビリー・アイリッシュはジミー・ファロンに語っている。
同年、ジョー・バイデン大統領が勝利した時にビリー・アイリッシュは投票したファンに感謝する動画も公開している。
「信じられない。本当に嬉しい。天井知らずよ。自分の考えを変えて、外に出て投票してくれた全員にありがとうと言いたい。もし投票したのが初めてだったりとかしてもね。あなたの声なんて大事じゃないなんて言わせちゃダメなのよ」
テイラー・スウィフトは先日、大統領選でカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明している。
テイラー・スウィフトはカマラ・ハリス副大統領について「着実な手腕と才能に恵まれたリーダー」と評している。「混沌ではなく冷静さによって導かれるなら、この国でもっと多くのことを成し遂げられると考えています」テイラー・スウィフトは投稿をドナルド・トランプ元大統領の副大統領候補であるJ・D・ヴァンスが2021年にカマラ・ハリス副大統領に向けて使った「チャイルドレス・キャット・レディー」という言葉で締めくくっている。
テイラー・スウィフトがカマラ・ハリス副大統領の支持を表明したことを受けて有権者登録は「500%」の増加を示しており、約50万人近くがテイラー・スウィフトのインスタグラムから遷移している。
テイラー・スウィフトに続いてスティーヴィー・ニックスもカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明して、次のように述べている。「あなたの信じることを語っている候補者を調べて選ぶ時です。選挙まで54日間しか残っていません。必ず有権者登録をしてください。この選挙での一票は最も重要なことの一つになります」
一方、ザ・ホワイト・ストライプスはドナルド・トランプ元大統領の陣営がソーシャル・メディアで許可なく“Seven Nation Army”を使ったことについて訴訟を起こしている。
マンハッタンの連邦裁判所に提出された訴状には、ザ・ホワイト・ストライプスが「被告のドナルド・トランプ元大統領が政権時に採用した政策や二期目に向けて提案している政策に激しく反対する」とも記されている。