ザ・ビートルズはアルバム『ハード・デイズ・ナイト』の60周年記念盤がリリースされることが明らかになっている。
今回のアルバムはナショナル・アルバム・デイに際してリリースされるもので、180gのホワイトの限定アナログ盤で10月19日に再発される。
『ハード・デイズ・ナイト』はザ・ビートルズのサード・アルバムとしてリリースされた作品で、全曲ジョン・レノンとポール・マッカートニーの作曲となっており、ソングライティングのパートナーシップが飛躍していった様子が見て取れる。アルバムは初主演作の映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』のサウンドトラックでもあり、“A Hard Day’s Night”と“Can’t Buy Me Love”は全英チャートの1位を獲得している。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
Side one:
1.’A Hard Day’s Night’
2. ‘I Should Have Known Better’
3. ‘If I Fell’
4. ‘I’m Happy Just To Dance With You’
5. ‘And I Love Her’
6. ‘Tell Me Why’
7. ‘Can’t Buy Me Love’
Side two:
8. ‘Any Time At All’
9. ‘I’ll Cry Instead’
10. ‘Things We Said Today’
11. ‘When I Get Home’
12. ‘You Can’t Do That’
13. ‘I’ll Be Back’
先日、ポール・マッカートニーは現地時間10月1日にウルグアイのエスタディオ・センテナリオで行われた公演でザ・ビートルズの“Now And Then”をライヴで初披露している。
AIのテクノロジーを使って2023年11月にリリースされた“Now And Then”はジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、ポール・マッカートニーの4人が参加した最後の楽曲と評されている。
ポール・マッカートニーは今回再開された「ゴット・バック」ツアーでマンチェスターでの2公演とロンドンでの2公演を行う予定となっており、ポール・マッカートニーによるUKでの公演はグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めた2022年以来となる。ロンドンでの公演は2018年以来となり、マンチェスターでの公演は2011年以来となっている。
また、ザ・ビートルズはアメリカ進出から60周年を記念してアップルTV+で『1964』というタイトルのドキュメンタリーが公開されることが明らかになっている。