ウィーザーは現在進めている映画のプロジェクトでキアヌ・リーヴスが悪役を演じると報じられている。
ハリウッドの事情通として知られるジェフ・シュナイダーによれば、キアヌ・リーヴスはウィーザーとキアヌ・リーヴスのバンドであるドッグスターのライバル関係を描いたドキュメンタリー風のコメディに出演するという。
映画はエドガー・ライト監督の『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』と『こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語』をかけ合わせたようなスタイルで、ジュリエット・ルイス、エリック・アンドレ、ジョニー・ノックスヴィル、ベン・シュワルツマンらがバンド・メンバーと共に出演するという。監督は『パラノーマル・アクティビティ3』で知られるヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマンが務める。
ウィーザーの初ライヴは1992年にロサンゼルスのラジズで行ったドッグスターの前座で、昨年、両バンドはロサンゼルスのロッジ・ルームで共演を果たしており、映画は両バンドのこうした事実を基にしたものになると見られている。
ドッグスターは1996年発表『アワー・リトル・ヴィジョナリー』、2000年発表の『ハッピー・エンディング』という2枚のアルバムをリリースして、2002年に活動を休止している。キアヌ・リーヴスはベースを担当しており、俳優としてのキャリアが軌道に乗り始めたのと同時に関心が集まっていた。ドッグスターは23年ぶりとなるカムバック・アルバム『サムウェア・ビトウィーン・ザ・パワー・ラインズ&パーム・ツリーズ』を2023年にリリースしている。
一方、ウィーザーはコーチェラ・フェスティバルのステージで新たな映画のプロジェクトに取り組んでいることを明かしていた。
「ここ数週間はロサンゼルスに戻って、ウィーザーの映画を作るのに忙しくしていたんだ。でも、コーチェラ・フェスティバルが電話をくれて、『サプライズ出演することはできませんか、ウィーザー』と行ってくれたから『ぜひ』と答えたんだ」とリヴァース・クオモは語っている。「ここでみんなと一緒にその感情を吐き出すことができて素晴らしい気分だよ」
先日、ウィーザーについてはベーシストであるスコット・シュライナーの妻、ジリアン・シュライナーが警官から命に支障はない銃撃を受けて、身柄を拘束されたことが明らかになっている。
ロサンゼルス警察署は声明の中で警官が無関係のひき逃げ事件の容疑者を追っていたところ、容疑者の一人がスコット・シュライナーの自宅敷地に侵入したと発表している。ジリアン・シュライナーは容疑者に向けて発砲した後、警官に銃を向けて、銃を下ろすように言われたが応じなかったとのことで、警官が発砲したことで肩を撃たれることとなっている。ジリアン・シュライナーは100万ドルの保釈金を払って、保釈されている。
ウィーザーは6月から7月にかけてUK&ヨーロッパでツアーを行うことも決定している。