ヤングブラッドは通算4作目となるニュー・アルバム『アイドルズ』を6月20日にリリースすることを発表している。
アルバムからはこれまでに“Hello Heaven, Hello”と第2弾シングル“Lovesick Lullaby”が公開されていた。
リーズでレコーディングが行われた『アイドルズ』はダブル・アルバムの第一部となることで、「ヤングブラッド史上最も挑戦的で野心的な作品」と評されている。12曲が収録されるアルバムは気が散るのを防ぐために、生まれ育った場所に近いヨークシャー地方で制作されたという。
「フィーリングや世界観の構築を除いて、シングルだとか、そういうものにフォーカスするようなプロジェクトにはしたくなかった。制限のないプロジェクトにしたかったんだよ」とヤングブラッドは新作について説明しており、生来持っている承認の必要性について掘り下げていると語っている。
「僕たちは、自分自身を見つめる前に、他人に答えを求めてしまう。自己信頼、自己再生、そして変化。成長するにつれて、魔法や神秘を信じる気持ちを失い、何もかもを合理的に捉えるようになってしまう。そうして自分自身を閉じ込める檻の壁ができていくんだ」
「朝食を食べる前の僕たちは自分を15人の別々の人間と比較してしまう」とヤングブラッドは語り、新作について「自己再生、ロック・ミュージック、そして人生へのラヴレターなんだ。すべては狂気の沙汰なんだよ」と続けている。
新作『アイドルズ』にはヤングブラッドのほか、ギタリストのアダム・ウォリントンが参加しており、マッティ・シュワルツとボブ・ブラッドリーがプロデューサーを務めている。
新作『アイドルズ』は日本盤の発売も決定しており、日本特別仕様のクロス型スペシャル・パックになるという。また、日本では昨年公開されたアニメ『怪獣8号』のオープニング・テーマとなった“Abyss”がボーナス・トラックとして追加収録される。