U2のギタリストであるジ・エッジはアイルランドで62年にわたって暮らしてきたが、今回アイルランド国籍を獲得している。
本名をデヴィッド・ハウエル・エヴァンスというジ・エッジは現地時間6月23日にアイルランド国籍が認められている。
「ペーパーワークがちょっと苦手なんだ」とジ・エッジはキラーニーで開催された式典で語っている。「1歳からこれまでアイルランドで暮らしてきた。でも、タイミングとしてはふさわしいと思う。自分の国が体現していることもやっていることも、これ以上ないくらい誇りに思うよ」
デヴィッド・ハウエル・エヴァンスはウェールズ人の両親のもと、イギリスで生まれたが、幼い頃から自分のことをアイルランド人だと考えていた。
1976年にデヴィッド・ハウエル・エヴァンスはダブリンで級友だったボノことポール・ヒューソン、ラリー・マレン・ジュニア、アダム・クレイトンと共にU2を結成しており、“Sunday Bloody Sunday”など、アイルランドを象徴するアンセムを生み出している。
しかし、デヴィッド・ハウエル・エヴァンスはアイルランド国籍をこれまで申請していなかった。「正直なところ、これまで何度も申請書に記入するだけで市民権を取得できた瞬間があったんだけど、今になって申請できて嬉しいよ。より意味のあることだと感じている」
「私はずっとアイルランド人だと感じていた。私にとってアイルランドはずっと祖国であり、本当に感謝しているんだ」とジ・エッジは続けている。「これ以上のタイミングはなかったと思う。ここに来て、故郷とのつながりがさらに深まったことをとても嬉しく思うよ」