オジー・オズボーンはもしもポール・マッカートニーとコラボレーションすることができたら「光栄だろうな」と語っている。
オジー・オズボーンは衛星ラジオ局「シリウスXM」の自身の番組で司会のビリー・モリソンからデュエットしたい人について尋ねられている。
オジー・オズボーンはすぐさま「ポール・マッカートニーだね」と答えている。ザ・ビートルズはブラック・サバスならびにオジー・オズボーンに「大きな」影響を与えたと名前を挙げられており、オジー・オズボーンは2020年のインタヴューで「貪欲で熱狂的なザ・ビートルズのファン」だったと語っている。
しかし、オジー・オズボーンはポール・マッカートニーと仕事をしてみたいものの、難しい現状にも言及している。「そんなことになったら光栄だろうな。でも、私はできないだろうからね」
かつてオジー・オズボーンはポール・マッカートニーとのコラボレーションを試みたことがあったが、自身の曲でベースを弾いてもらおうとしたものの、実現しなかったことを明かしている。「ここに入っているベースライン以上のものは弾けないと言われたんだ。自分としては『冗談でしょ? レコードに小便してくれるだけでも一生大切にするのに』と言ったよ」
ブラック・サバスは7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題して最後のライヴを行うことが決定している。ブラック・サバスはオジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードという結成メンバーによるラインナップで20年ぶりにライヴを行うことになる。
ライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、ゴジラ、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ガンズ・アンド・ローゼズ、アリス・イン・チェインズ、リンプ・ビズキットやコーンのメンバーらも出演して、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロが音楽監督を務めることが決定している。
オジー・オズボーンは2019年の転倒で脊椎損傷が悪化することになり、複数の手術を行ったほか、肺炎と長年の感染症に加え、パーキンソン病も抱えるなど、様々な健康問題に直面している。
健康問題を抱えつつもオジー・オズボーンは「でも、言えるのは120%の力を尽くすということだ。神様がライヴをやらせたいと思ってくれたら、できるんじゃないかな」と語っている。「通常の状態に戻すのを手伝ってくれるトレイナーをつけたんだ」
「大変なんだけど、成功させてみせると説得されてね。自分にある全力を尽くしているよ」