チャリティ・アルバム『HELP』、7インチ・ボックスとして再発が決定

ウォー・チャイルドのために1995年にリリースされたチャリティ・アルバム『ヘルプ』が30周年を記念して7インチ・ボックスとしてリリースされることが決定している。

今回のボックスは10枚の7インチで構成され、それぞれの7インチに2曲が収録される。発売日は10月17日で、ウォー・チャイルドで直接予約すると、1995年のレコーディング・セッションで撮影された写真を使ったポストカードが付属する。

また、ボックスセットには元々3枚のポストカードが付属しており、30年前にアビイ・ロード・スタジオで行われたレコーディング・セッションでローレンス・ワトソンが撮影した写真が使われている。

1995年9月9日にリリースされた『ヘルプ』はブライアン・イーノがマスタリングを手掛けており、ザ・ストーン・ローゼズのジョン・スクワイアがアートワークを担当している。同年9月4日にすべてのレコーディングが行われ、ボスニア紛争の被害を受けた子どもたちのために1週間足らずでリリースされている。

アルバムはオアシスとブラーの両アーティストが参加した最初で最後のアルバムとなっており、両バンドは“Roll With It”と“Country House”で熾烈なチャート・バトルを行った直後となっていた。

「大事な目的のために意見の相違は脇に置くことにするよ。俺たち二組が意見の一致した唯一の機会になるだろうね」と当時ノエル・ギャラガーは語っている。

アルバムにはレディオヘッド、オービタル、ポーティスヘッド、マッシヴ・アタック、スウェード、シネイド・オコナー、ザ・ブー・ラドリーズらが参加している。

マニック・ストリート・プリーチャーズはリッチー・エドワーズの失踪後にスタジオに戻る機会となっており、B・J・トーマスの“Raindrops Keep Fallin’ On My Head”をカヴァーしている。

ザ・シャーラタンズとケミカル・ブラザーズは“Time For Living”でコラボレーションしており、ポール・マッカートニー、ポール・ウェラー、ノエル・ギャラガーはザ・スモーキン・モジョ・フィルターズ名義でザ・ビートルズの“Come Together”をカヴァーしている。

トラックリストは以下の通り。

LP1
Side A. Oasis and Friends – ‘Fade Away’
Side B. The Boo Radleys – ‘Oh Brother’
LP2
Side A. The Stone Roses – ‘Love Spreads’
Side B. Radiohead – ‘Lucky’
LP3
Side A. Orbital – ‘Adnan’
Side B. Portishead – ‘Mourning Air’
LP4
Side A. Massive Attack – ‘Fake the Aroma’
Side B. Suede – ‘Shipbuilding’
LP5
Side A. The Charlatans vs. The Chemical Brothers – ‘Time For Livin”
Side B. Stereo MCs – ‘Sweetest Truth (Show No Fear)’
LP6
Side A. Sinéad O’Connor – ‘Ode to Billie Joe’
Side B. The Levellers – ‘Searchlights’
LP7
Side A. Manic Street Preachers – ‘Raindrops Keep Fallin’ on My Head’
Side B. Terrorvision – ‘Tom Petty Loves Veruca Salt’
LP8
Side A. The One World Orchestra featuring The Massed Pipes and Drums of the Children’s Free Revolutionary Volunteer Guards (aka The KLF) – ‘The Magnificent’
Side B. Planet 4 Folk Quartet – ‘Message to Crommie’
LP9
Side A. Terry Hall and Salad – ‘Dream a Little Dream of Me’
Side B. Neneh Cherry and Trout – ‘1, 2, 3, 4, 5’
LP10
Side A. Blur – ‘Eine Kleine Lift Musik’
Side B. The Smokin’ Mojo Filters – ‘Come Together’

『ヘルプ』は2020年にも25周年を記念して再発されており、この時に初めてストリーミング・サービスでも音源が公開されている。

1995年のリリース時に『ヘルプ』はボスニア紛争の被害を受けた子どもたちを支援するために125万ポンド(約2億5000万円)を集めている。当時、世界の子どもの10%が紛争の影響を受けていたが、プレス・リリースによると、その数字は19%にまで上昇しているという。

ウォー・チャイルドは当初ボスニア紛争の支援活動のみに焦点を当てていたが、その後、ガザ、スーダン、ウクライナを含む世界各地への支援活動へと活動範囲を拡大している。

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