ブルース・スプリングスティーンは『ネブラスカ’82:エクスパンデッド・エディション』より“Open All Night”のパフォーマンス映像が公開されている。
10月17日にリリースされる『ネブラスカ’82:エクスパンデッド・エディション』は4CD+Blu-ray5枚組で構成されたもので、2025年にニュージャージー州のカウント・ベイシー・シアターで撮り下ろされた『ネブラスカ』全曲再現ライヴも映像と音源で収録される。
その中から“Open All Night”のパフォーマンス映像が公開されている。
「『ネブラスカ』のアルバムで唯一やらなかったことはライヴで演奏しなかったことなんだ。だから、この作品を祝う方法を考えたときに最初に浮かんだのは『全曲通して歌うパフォーマンスをやらなきゃいけない』ということだった」とブルース・スプリングスティーンは語っている。
映像は観客を入れずに撮影され、ラリー・キャンベル(ボブ・ディランやリヴォン・ヘルムのバンドなどで活躍してきたギター他のマルチ楽器奏者)とチャーリー・ジョルダーノ(Eストリート・バンドのキーボード奏者)による控えめな伴奏のみが添えられており、ナレーションや解説、対話といった要素は一切入っていない。
ブルース・スプリングスティーンは次のように語っている。「心配だったのは、あのアルバムが持っていた不気味な雰囲気をどう再現するかという点だったね。幸運なことに、素晴らしいラリー・キャンベルとチャーリー・ジョルダーノが、極限まで切り詰めた楽器編成を支えてくれた。そしてロブ・ルブレットが、ミックスの面でも作品の持つ本来の純度をしっかりと守り抜いてくれたんだ」
監督のトム・ジムニーは次のように続けている。「映像作家としては、気づかれないようにパフォーマンスを引き立てたいんだ。音楽の中に入り込み、見えないパートナーとして寄り添いながら、その表現を運んでいくようにね。前置きや解説なんて必要ない。ただ物語がそのまま展開していく。それこそがブルースのストーリーテラーとしての魅力であり、彼のソングライティング、そしてこのアルバムの美しさなんだ」
『ネブラスカ’82:エクスパンデッド・エディション』には、DISC1にアウトテイク集、DISC2にEストリート・バンドとエレクトリック・バンド・ヴァージョンに挑戦した『エレクトリック・ネブラスカ』、DISC3に2025年春に行われた『ネブラスカ』全曲再現ライヴ(音源)、DISC4に2025最新リマスター、更にDISC5(Blu-ray)には『ネブラスカ』全曲再現ライヴの映像版が収録されている。
CDよりもやや大きなサイズの特殊仕様豪華パッケージには、未発表写真や長文ライナーノーツ(エリック・フラナガン)含む48Pカラーブックレットが同梱される。日本版ブックレットにはその完全翻訳&曲目解説含む1万7千字にも及ぶ詳細な日本版ライナーノーツ(五十嵐正)と、対訳&訳者ノート(三浦久)が掲載される。日本盤のみ高品質BSCD2仕様となり、4LP+Blu-rayのセットは輸入盤でリリースされる。
『ネブラスカ’82:エクスパンデッド・エディション』のリリース一週間後の10月24日には20世紀スタジオ配給により、スプリングスティーンの『ネブラスカ』誕生に至るまでの創造的かつ個人的な歩みを描いた長編映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が全米で公開となる。日本では11月14日に公開されることが決定している。






























