Ed O’Brien、2018年のツアーを終えた時にバンドは終わったと思っていたと語る

Ed O'Brien

レディオヘッドのギタリストであるエド・オブライエンはバンドにいることが「楽しめない」ところまで来て、レディオヘッドとしての活動は「終わった」と思った時があったことについて語っている。

レディオヘッドは昨年の11月から12月にかけてマドリード、ボローニャ、ロンドン、コペンハーゲン、ベルリンの各都市でそれぞれ4公演を行うヨーロッパ・ツアーを行っている。これはバンドにとって7年ぶりのライヴとなっていた。

しかし、エド・オブライエンは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで2018年のツアーが終わった後にできる限りのことはやり尽くしたと感じて、バンドとしての終わりを覚悟していたことを明かしている。

エド・オブライエンは2018年にツアーを終えて、活動休止に入った時のことを次のように振り返っている。「レディオヘッドとしての活動はもう終わったと思っていた。楽しめないところまで来てしまったんだ。共感できなくなっていて、自分一人でやりたいと思っていた。行き詰まってしまったんだと思う。インスピレーションも尽きてしまったんだ」

2016年発表のアルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』のレコーディングでバンドが直面したとされる困難に触れ、エド・オブライエンは自分が長期間のツアーに出ることに抵抗があることをバンドメンバーもよく分かっていたと語っている。

「他のメンバーはツアーをやりたいと言っていた。自分はツアーをやりたくなかった。なので、みんなも分かっていた。けれど、ツアーに出ることにした。そして、やってよかったと思っている。最後までやり遂げたんだ」

エド・オブライエンはツアーが終わった時にバンドの終わりだと感じていたと続けている。「最初は怖いところがあったよ。レディオヘッドについてはこれで終わりだと思っていたからね。実はワクワクしていた部分もあった。『こっちは終わったから、別の人生を歩みたい』という感じだったんだよ」

2020年、エド・オブライエンはEOB名義でソロ・アルバム『アース』をリリースしている。本作はレディオヘッドの作品に多く見られるメランコリックな雰囲気から離れ、レイヴ、エレクトロニカ、ダーティなギター・サウンド、そして繊細なフォークといった新たな音楽性を探求した作品となっている。

エド・オブライエンは『NME』のインタヴューでアルバムについて「暗く困難な時代を生きているにもかかわらず、人類は本気で取り組めば素晴らしいことを成し遂げられるという希望のメッセージと証明」だと語っており、ソロ・プロジェクトは「やらなければならないものだった」と語っている。「これをやらなければ、自分の一部が死んでいただろうね」

エド・オブライエンはセカンド・ソロ・アルバム『ブルー・モルフォ』を5月22日にリリースすることが発表されている。

エド・オブライエンはアルバムの制作に「本当に素晴らしい道のりだった」と語っている。「このアルバムは完成まで時間がかかったけれど、後悔はしていない。アルバムには生命力が溢れていて、それが作品の豊かさを増しているからだ」

「このアルバムの素晴らしいところは、ある意味、肩の力を抜いて、何も気にしなくなったことだ。制作過程そのものが気に入っているんだ。死ぬまでこれを続けるつもりだよ」

関連NEWS

  1. Nothing But Theves

    Nothing But Theves、Radioheadの「Just」をカヴァーした映像が公開

  2. Radiohead

    Radiohead、2時間を超える2016年のロラパルーザ・ベルリンのライヴ映像が公開

  3. Radiohead

    Radiohead、『Hail to the Thief』期のライヴより「2+2=5」の映像が公開

  4. The Smile

    The Smile、Tiny Desk Concertで3曲を披露した映像が公開

  5. Thom Yorke

    Thom Yorke、『Kid A』の制作時に陥ったスランプについて語る

  6. The Smile

    The Smile、ポール・トーマス・アンダーソン監督と新プロジェクトを始動か

  7. Benedict Cumberbatch

    Benedict Cumberbatch、Radioheadの伝記映画の可能性について語る

  8. Radiohead

    Radiohead、2001年4月のパリ公演より「Pyramid Song」のライヴ映像が公開

  9. Paul McCartney

    Paul McCartney、BECKやDamon Albarnらによるカヴァー作の可能性が浮上

  10. Radiohead

    Radiohead、『スーパーマリオ64』のサウンドで『In Rainbows』を再現した音源が話題に

  11. RadioheadのThom Yorke

    RadioheadのThom Yorke、かつてBBCの社交ダンス番組への出演を依頼されたと明かす

  12. Ed O'Brien

    Ed OBrien、セカンド・ソロ・アルバム『Blue Morpho』のリリースを発表

  13. Radiohead

    Radiohead、「Let Down」が全米シングル・チャートにランクインしたことについて語る

  14. Thom Yorke

    RadioheadのThom Yorke、米TV番組で新曲を披露することに

  15. Jonny Greenwood

    Jonny Greenwood、Dudu Tassaとのアルバムをリリースすることを発表