デヴィッド・ボウイはイギリス国民が選ぶ20世紀の最も偉大なエンタテイナーに選出されている。
BBC2で放送されている20世紀の歴史を辿る全8回のシリーズ「アイコン」の最新エピソードとなるエンタテイナー部門の回が放送され、マリリン・モンローやチャーリー・チャップリン、ビリー・ホリデイらを抑えて、視聴者の投票でデヴィッド・ボウイがエンタテイナー部門の最も偉大な人物に選ばれている。
2016年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイは今回、20世紀の最も偉大なリーダーに選出されたネルソン・マンデラや、最も偉大な探検家に選ばれたアーネスト・シャクルトンらに加わっている。
キャスリーン・ターナーがエンタテイナーの回の司会を務め、デヴィッド・ボウイ、チャーリー・チャップリン、マリリン・モンロー、ビリー・ホリデイを最も偉大なエンタテイナーの候補として発表している。盛大に4人の名前を発表したキャスリーン・ターナーは、デヴィッド・ボウイについて次のように賛辞を送っている。「あらゆるエンタテイナーにとってのクリエイティヴの基準を高めた彼はまさしく、イギリス国民による投票で20世紀の究極的なアイコンに選ばれるのにふさわしいと言えるでしょう」
「アイコン」では次のエピソードとなる活動家の部門が現地時間1月21日の午後9時より放送されるほか、翌週にはスポーツ部門が放送される。また、先日放送された科学者の部門では数学者のアラン・チューリングが最も偉大な科学者に選出されている。
また、このシリーズの最後には20世紀で最も偉大なアイコンを決める投票も行われる予定だという。
デヴィッド・ボウイの他のニュースとして、先日、9曲のレア音源を収録したアナログ盤ボックスセットが今年リリースされることが発表されている。
デヴィッド・ボウイの72回目となる誕生日を1月8日に迎えたことを受けて、パーロフォンより“Space Oddity”の最初期のデモ・バージョンを含む9枚の7インチ・シングルからなるボックスセット『スパイング・スルー・ア・キーホール』がリリースされることが発表されている。