デヴィッド・ボウイは10月に第1弾を発売したばかりの、1990年代のボウイのパフォーマンスの模様を収録した6枚の作品からなるライヴ・アルバム・シリーズ『ブリリアント・ライヴ・アドヴェンチャーズ』から第2弾作品の詳細が発表されている。
第2弾作品として登場するのは1995年12月13日にバーミンガムにあるNECで行われたライヴの模様を収録した未発表ライヴ作品『ノー・トレンディ・レショフェ(ライヴ・バーミンガム 95)』となっている。
この公演は1995年のアウトサイド・ツアーの最終公演であると同時に、12月13日から17日の5日間にわたり開催されたイベント「ザ・ビッグ・ティックス・ショウ」の初日を飾る公演となっている。
この『ブリリアント・ライヴ・アドヴェンチャーズ』としてリリースされる6枚のライヴ作品(CDとアナログ盤)は、全て完全限定生産商品となっており、デヴィッド・ボウイのオフィシャル・ストアに加え、日本ではワーナーミュージック・ダイレクト限定で購入可能となっている。
https://store.wmg.jp/shop/davidbowie/detail.php?goods_id=1674
https://store.wmg.jp/shop/davidbowie/detail.php?goods_id=1675
前半3枚の作品と限定スペシャル・ボックスは年内の発売を予定、残りの3作品は、2021年前半に発売される予定となっている。
また、本作には“Hallo Spaceboy”が2バージョン収録されている。2つ目のバージョンは、当時次のシングルに予定されていたヴァージョンで、“Spaceboy”という名でビデオも制作されていたのだが、同時に準備されていたペット・ショップ・ボーイズによるリミックスが最終的に次のシングルに決まり、同リミックス音源を使用したプロモーション・ビデオも作られたため、“Spaceboy”というビデオが完成することはなかったという。
このライヴ音源に参加しているミュージシャンは、ヴォーカルとサックスを担当するデヴィッド・ボウイを筆頭に、リズム・ギターにカルロス・アロマー、リード・ギター&ヴォーカルにリーヴス・ガブレルス、ベース&ヴォーカルにゲイル・アン・ドーシー、ドラムにザッカリー・アルフォード、キーボード&シンセに加え音楽監督も務めるピーター・シュワルツ、ヴォーカルにジョージ・シムズ、そしてピアノ&キーボードにマイク・ガーソンとなっている。
リリースの詳細は以下の通り。
デヴィッド・ボウイ
『ノー・トレンディ・レショフェ(ライヴ・バーミンガム 95)』
01. Look Back In Anger / 怒りをこめてふり返れ
02. Scary Monsters (And Super Creeps) / スケアリー・モンスターズ(アンド・スーパー・クリープス)
03. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty) / 性倒錯者の完全なる破滅(美しき者の死)
04. The Man Who Sold The World / 世界を売った男
05. Hallo Spaceboy / ハロー・スペースボーイ
06. I Have Not Been To Oxford Town / アイ・ハヴ・ノット・ビーン・トゥ・オックスフォード・タウン
07. Strangers When We Meet / ストレンジャーズ・ホエン・ウィ・ミート
08. Breaking Glass / 壊れた鏡
09. The Motel / ザ・モーテル
10. Jump They Say / ジャンプ・ゼイ・セイ
11. Teenage Wildlife / ティーンエイジ・ワイルドライフ
12. Under Pressure / アンダー・プレッシャー
13. Moonage Daydream / 月世界の白昼夢
14. We Prick You / ウィ・プリック・ユー
15. Hallo Spaceboy (version 2) / ハロー・スペースボーイ(ヴァージョン2)