デヴィッド・ボウイは“Space Oddity”のリリースから50周年を記念して『スペイス・オディティ:50周年記念2枚組7インチ・シングル・ボックス・セット』が7月12日に輸入盤でリリースされることが決定している。
今年が“Space Oddity”のリリースから50周年を迎えることを記念して、4月には4枚組7インチ・ボックスセット『スパイング・スルー・ア・キーホール』がリリースされ、5月には3枚組7インチ・ボックスセット『クレアヴィル・グローヴ・デモ』、6月には未発表音源を収録したLP『マーキュリー・デモ』がリリースされるが、『スペイス・オディティ:50周年記念2枚組7インチ・シングル・セット』はそれに続くものとなっている。
この2枚組7インチ・ボックスセットはオリジナルのシングル発売日でもある1969年7月11日から50年後の翌日となる2019年7月12日に発売が予定されている。また、同日にはトニー・ヴィスコンティによる2019年最新ミックス音源の“Space Oddity”もデジタルで配信される。
2枚組7インチ・ボックスセットには“Space Oddity”オリジナル発売時の広告デザインとレイ・スティーヴンソンが撮影した1969年11月30日にロンドンのパラディアムで開催された「セイヴ・レイヴ ‘69」出演時のボウイの写真とがプリントされた両面ポスターや、インフォメーション・カード、そして“Space Oddity”のプロモ盤シングル用フォト・セッション時の別テイクのプリントなども封入される。
オリジナル・モノ・シングルを収録した7インチのジャケットには、貴重な英国プロモーション用ジャケット絵柄が採用されており(レーベル面には今回の50周年記念盤のために特別に使用が許されたオリジナルのPhilipsロゴも掲載)、7インチ・シングルにはオリジナルのアナログ・シングル・マスター・テープから新たにカッティングされた音源が収録される。また、トニー・ヴィスコンティによる2019年最新ミックス音源を収録した7インチのジャケットには「セイヴ・レイヴ ‘69」出演時の、ポスターとは別絵柄のライヴ写真が使用されている。
スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』に影響を受けて作られた“Space Oddity”だが、シングルの発売日から5日後の、アポロ11号の月面着陸という歴史的出来事とも相まって世界的な大ヒットを記録した。
リリースの詳細は以下の通り。
デヴィッド・ボウイ
『スペイス・オディティ:50周年記念2枚組7インチ・シングル・ボックス・セット』
輸入盤で2019年7月12日発売
SINGLE 1
Side A: Space Oddity (Original Mono Single Edit)
Side B: Wild Eyed Boy from Freecloud (Original Mono Single Version)
SINGLE 2
Side A: Space Oddity (2019 Mix – Single Version)
Side B: Wild Eyed Boy from Freecloud (2019 Mix – Single Version)
(2019 mix by Tony Visconti, March 2019)