テイラー・スウィフトはLGBTQの人々の権利保護を求めるために共和党上院議員に手紙を送っている。
6月1日のプライド月間の始まりに合わせて、テイラー・スウィフトは性的指向やジェンダー・アイデンティティに基づいた差別を禁止する「平等法」への支持を要請するためにテネシー州議員のラマー・アレクサンダーに宛てた手紙の文面を公開している。
平等法は今年5月にアメリカ合衆国下院で可決されたものの、多くの共和党議員がこれに異を立てていた。
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— Taylor Swift (@taylorswift13) June 1, 2019
「私たちには祝福すべきこともたくさんありますが、この国のすべての人が真に平等に扱われるようになるまでにはまだ多くの距離があります」とテイラー・スウィフトは手紙を始めている。
「私たちの国においてその市民の保護が行われていないことで、LGBTQの人たちは同性愛嫌悪ないしはトランスジェンダー嫌悪の雇用主や大家によって日常生活をひっくり返されるのではないかと恐れながら暮らすことになっています。法の下で心ない他者の嫌悪と偏見にさらされるがままになっている人たちがいるという事実はひどいことですし、受け入れられるものではありません。法律がすべての国民を真に平等に扱うこと、国全体でそれを求めていくことで私たちのプライドを示すのです」
テイラー・スウィフトは平等法とともに「基本的人権」への支持も継続することを議員に求めている。
「宗教的な自由を侵害することになると述べている人たちがいることも知っています。しかし、近年(そして、はっきりと声に出して)意見を異にしてLGBTQのコミュニティを守ることを宣言している宗教指導者がテネシー州にもたくさんいるのです」
最後にテイラー・スウィフトはラマー・アレクサンダーに次のように呼びかけている。「どうか、上院で平等法に賛成票を投じて、激しく不当な差別を禁止することで、よりよくできる人生があるということを考えてみてください。私も、個人として、本当に感謝をすることでしょう」
テイラー・スウィフトは手紙の文面と共に平等法への支持についての署名を募るリンクも公開している。
今年4月、テイラー・スウィフトはLGBTQの権利擁護団体に11万3000ドル(約1250万円)を寄付したことも明らかになっている。