Taboo ~Before the 15th anniversary〝Smell of the blood〟

青木がフルートにパートチェンジし、「Preach」では三上の声を引き立てる。
これまでの空気を一瞬で変え、会場にいる全ての人々が、その世界観に引きこまれているのがわかる。

「ドラマの撮影で忙しいところ、どうもありがとう」と会場内を笑いで誘う。
冷牟田は続けて「8月の終わりに話をして、いつか一緒にやろうと言ったのを実現しました」と会場から拍手が送られる。
「同性を惹きつける魅力がある」と三上を評し、「実は彼のお兄さんはスカパラにいたんですよ」と衝撃の事実?も伝えられ、「ロシアより愛をこめて」が始まる。

「涙の行方」まで圧巻のボーカルを取った三上を後に「serenade」が流れる。
会場内は暖かな雰囲気に包まれ、THE MANの色に染まってゆく。

「It go straight to you」~「Let me burn」までステージ・フロアを動きまわっていた増井がオーディエンスにトロンボーンを向け、激しさを増したバンドは会場を揺らし、「GABBA GABBA HEY」へ突入する。

全10曲と圧倒的なパフォーマンスを残し演奏を終えたTHE MANは大歓声の中、ステージを後にした。

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