The BONEZ ( JESSE & T$UYO$HI ) インタビュー vol.42

—今回、3形態で展開された「To a person that may save someone」ですが、限定プレミアムBOX盤は即日完売ということで。

T$UYO$HI:今だと、どっかでプレミア価格89,000円でなら買えんじゃないすか?なんて(笑)。ソールドアウトしたことは素直に嬉しかったし、それこそ発売の2日前にスタッフと「実は100個くらいしか売れなかったらどうする?」って言ってたくらいだから。

—音の観点のみですが、アルバムを聴いた者としては「Leaf」も収録されていてるデラックス盤をオススメしておきたいとろです。

T$UYO$HI:いやーこれ、デラックス盤を買わないとダメっすよ!値段設定を失敗したんじゃないか?っていうくらい、デラックス盤がお得すぎる。特にDVDがヤバイです。

—少しだけ中身を教えていただけますか?

T$UYO$HI:ツアーのドキュメンタリーが中心なんですけど、JESSEは3回泣いたそうです(笑)。ぶっちゃけ、ライブ・シーンは普段ライブに来てる人が観れるし、そこで体験して欲しいからそこまで入れてないです。それよりも、ステージ以外の俺たちは何をして何を考えているかがわかるものにしたかったし、まぁ簡単に言うと情熱大陸です(笑)。

—それをタイトルにしても良かったですね(笑)。

T$UYO$HI:あー!!そうすれば良かった(笑)。ホルモンじゃないけど、The BONEZ初心者の人にこそ、このDVDを観て欲しいな。バンドってこうやってるんだなっていうのがわかると思うし、バンドっていいなって思ってもらえるはず。俺も自分で観てて、この環境にいる自分がすごく幸せだなって思ったし、ロック・バンドの素の部分がすごく見えるから。

—音からも十分に今のThe BONEZを感じ取れますし、この映像で更に鮮明になるといったところでしょうか。

T$UYO$HI:ですね。DVDにもシーンとして写っていますけど、今のThe BONEZに対して音も映像もプロフェッショナルな人たちが集まってきてるし、歯車が噛み合ってきて廻りだしてるのを感じてます。だからこそ、すごく注意もしてるしこの風向きを変えたらいけないなって。

—その歯車は、1年振りのワンマンツアーやこの2016年を通して、大車輪にさせるだけのエネルギーを持っていることが証明できる気がします。

T$UYO$HI:そうですね。このアルバムはみんなもそうだと思うけど、俺個人としても大きくて、ここまで内側の感情を音や曲に表現したのは初めてかな。
例えて言うと「好きです」っていうことを「好き」という言葉を使わずに「好き」という気持ちを音楽で表現できた感じ。そこに詰まっているエネルギーや感情は、今の俺たち≒人間って感じなのかな。

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