“集団リンチの会”という言葉もあながち間違ってはいないのではと思えてくる程、一切の手加減のない大先輩たちのパフォーマンスを経て、ついに主催者 lynch.の出番がやってきた。真っ黒な衣装を身に纏い、玲央(Gt)、晁直(Dr)、明徳(Ba)、悠介(Gt)、そして葉月(Vo)が姿を現すと、新旧の名曲たちを織り交ぜた全10曲の猛烈な“反撃”が開始。紆余曲折ありながらも確かに20年生き抜いたバンドが、たとえ歴戦の猛者たちからの集中砲火を受けようとも、そう簡単に白旗を上げるわけがない――晁直の安定感のあるドラミングを土台に、明徳はスラップ等で魅せ、玲央と悠介は激しさと奥深さを兼ね備えたギター・サウンドを展開し、その上で葉月が極悪シャウトから艶やかなクリーン・トーンまでを自在に操り、確立されたlynch.らしさを炸裂させることで、これを証明してみせた。
この日出演した3組への賛辞に続き葉月が語る。“僕たちは今年の年末、12月28日に東京ガーデンシアター、8,000キャパでワンマンが決まっています。これは僕たちにとっても大勝負です。なので、今日初めてlynch.を観るっていう人、たぶんたくさんいらっしゃると思うんですけど、その人たち全員に好きになってもらわないといけないです。そして有明に連れていきます。皆さんが好きなバンド、そのまま好きで構いません。今夜僕たちも好きになってください。よろしくお願いします!”



















