HMV、自身のレーベルである1921レコーズを立ち上げたことを発表

HMV

HMVは自身のレーベルである1921レコーズを立ち上げたことを発表している。

HMVは最初のアーティストとしてニューカッスル出身の22歳のシンガーソングライターであるインディア・アーキンと契約している。彼女はHMVの店舗で行われているライヴ&ローカルのプログラムで見いだされたという。

インディア・アーキンのデビュー・アルバム『ホーム・トゥルース』は10月15日のナショナル・アルバム・デイにリリースされる。アナログ盤はイギリス国内のHMV店舗とオンラインでの独占販売となる。

HMVのオーナーであるダグ・プットマンは次のように語っている。「インディアの音楽は間違いなく素晴らしいもので、1921レコーズと最初に契約したアーティストになってくれたことを喜んでいます。彼女は自分の技術に対する情熱があり、曲を書いて、楽器を弾き、パフォーマンスを行う真のミュージシャンです」

「私たちはHMVのライヴ&ローカルのプログラムを誇りに思っています。チャーリーXCXやヤングブラッドといった来店する国際的アーティストと同じプラットフォームをインディアのようなアーティストに提供できるのです。ニューカッスルでインディアの行ったパフォーマンスはスタッフから絶賛のレヴューが寄せられ、今日契約するに至りました」

インディア・アーキンは次のようにコメントしている。「1921レコーズと私のデビュー・アルバムをリリースできることに興奮しています。HMVニューカッスル店でのライヴがこれに繋がったなんて信じられません。アルバムが出荷されて、バンドとこの国をツアーで回るのが待ちきれません」

1921レコーズでは今後、地元のアーティストのデビュー・アルバムをプロモーションしていくことに注力していく予定だという。

「新しいレーベルでは厳しい業界でデビューしたアーティストが活躍できるようにできることをやっていきたいと思います」とダグ・プットマンは説明している。「ストリーミングのアルゴリズムは新人アーティストにとって自分の声を聴いてもらうのを難しくしています。音楽ファンが自分で新しいアーティストを発見する店舗で彼らのアルバムを手にとってもらう機会を提供したいのです」

「これは1921レコーズの始まりに過ぎません。デビューしたばかりのアーティストの素晴らしいアルバムをより多くの音楽ファンに届けることが私たちの使命です。HMVはアナログ盤の復活を先導してきました。自身のレーベルを作って、店員の気にした音楽をプロモーションしていくことは理にかなったことです」

イギリス国内のHMVの店舗ではナショナル・アルバム・デイに100以上のライヴが行われる予定となっている。

レーベル名は1921年にグラモフォン・カンパニーがロンドン中心部のオックスフォード・ストリートにヒズ・マスターズ・ヴォイスをオープンさせたことに由来している。

HMVは昨年100周年を迎えており、エド・シーランはコヴェントリーのハートフォード・ストリートにあるHMVエンパイアでインストア・ライヴを行っている。

関連NEWS

  1. マークスマン

    『THE MARKSMAN(原題)』が、邦題『マークスマン』として、2022年1月7日(金)より全国公開することが決定

  2. THE INTERNET

    THE INTERNET、2月に再来日公演が決定

  3. FUJI ROCK FESTIVAL

    FUJI ROCK FESTIVAL 2019、2月8日に第1弾ラインナップを発表

  4. イギリスの音楽業界

    イギリスの音楽業界、女性アーティストの約半数がセクハラを受けたことがあるとする調査結果が明らかに

  5. Conan Gray

    Conan Gray、“Heather”のアコースティック・パフォーマンス映像が公開

  6. Kodaline

    Kodaline、最新作より“Say Something”のMV公開

  7. ワーナーミュージックInstagram

    新春!お正月スペシャルプレゼント企画。ワーナーミュージックInstagramで実施

  8. Rough-Trade

    Rough Trade records、代官山蔦屋書店でキャンペーンの開催が決定

  9. JOAN

    joan、来たるデビュー・アルバムより新曲「Flowers」がMVと共に公開

  10. Marina、6月に新作をリリースすることを発表&新曲“Purge The Poison”が公開

  11. oasis

    Liam Gallagher、oasisは「解散するべきではなかった」と語る

  12. chemicalbrothers

    The Chemical Brothers、『Surrender』20周年盤より“Hey Boy Hey Girl”の新たなミックスが公開

  13. So Young Magazine Japan Exclusive Issue

    ロンドン発のDIYマガジン『So Young』の日本特別号が10月21日に発売されることが決定

  14. UK

    UKのレコード・レーベル、2019年の売上が2006年以来の高水準となっていることが明らかに

  15. ロシア

    ロシアのテロ事件、ロック・バンドのピクニックのコンサート会場で発生

  1. Griff

    Griff、デビュー・アルバム『Vertigo』の詳細を発表

    2024.05.04

  2. Madison Beer

    Madison Beer、最新シングル「Make You Mine」のMV公開

    2024.05.04

  3. Prince

    Prince、『Musicology』20周年を記念して「Magnificent」を配信でリ…

    2024.05.04

  4. Eminem

    Eminem、通算12作目の新作『THE DEATH OF SLIM SHADY』をリリースす…

    2024.05.04

  5. Killer Mike

    Killer Mike、「EXIT 9」の新ヴァージョンがヴィジュアライザーと共…

    2024.05.04

  6. Cat Burns

    Cat Burns、ニュー・シングル「End Game」がリリック・ビデオと共に…

    2024.05.04

  7. Duane Eddy

    Duane Eddyが享年86歳で逝去

    2024.05.04

  8. Yungblud

    Yungblud、映画『フォールガイ』に提供したKISSの「I Was Made For …

    2024.05.04

  9. Johnny Cash

    Johnny Cash、未発表音源によるアルバムより「Well Alright」の音源…

    2024.05.04

  10. PARTYNEXTDOOR

    PARTYNEXTDOOR、新作より「For Certain」のMV公開

    2024.05.04

  1. RISING SUN ROCK FESTIVAL

    RISING SUN ROCK FESTIVAL 2024 in EZO 第2弾出演アーティスト発表

    2024.05.02

  2. SUMMER SONIC 2024、第4弾追加アーティストを発表

    2024.05.01

  3. Talking Rock! FES

    Talking Rock! FES.2024、第2弾出演アーティスト9組を発表

    2024.04.27

  4. FUJI ROCK FESTIVAL

    FUJI ROCK FESTIVAL ’24、第5弾ラインナップを発表

    2024.04.26

  5. JOIN ALIVE

    JOIN ALIVE 2024、第二弾出演アーティスト&出演日割り発表

    2024.04.25

  6. 山人音楽祭

    山人音楽祭2024、第2弾出演アーティストにThe BONEZ、おとぼけビ〜…

    2024.04.18

  7. GREENROOM FESTIVAL

    GREENROOM FESTIVAL ’24、タイムテーブルを発表

    2024.04.16

  8. SUMMER SONIC 2024、第3弾追加アーティストを発表

    2024.04.10

  9. METROCK

    METROCK2024 全出演アーティスト発表、第7弾出演アーティストにNEWS…

    2024.04.05

  10. SiM主催フェス「DEAD POP FESTiVAL 2024」、出演アーティスト第二弾…

    2024.04.01