Journey、クーデターを犯したとしてドラマーとベーシストを解雇

Journey

ジャーニーは「企業クーデター」を犯したとしてドラマーとベーシストを解雇している。

ドラマーのスティーヴ・スミスとベーシストのロス・ヴァロリーは、ジャーニーの名義権を獲得しようとナイトメア・プロダクションを掌握しようとしたとして責められている。

「ビジネス・ワイアー」によれば、現メンバーであるニール・ショーンとジョナサン・ケインはスティーヴ・スミスとロス・ヴァロリーに訴訟を起こしたという。

カリフォルニア州最高裁にミラー・バロンデス提出された訴状によれば、スティーヴ・スミスとロス・ヴァロリーは不適切な株主と取締役会を開き、ジョナサン・ケインとニール・ショーンを代表取締役と副社長から解任して、そのポジションに自分たちが就く投票を行ったとされている。

ニール・ショーンとジョナサン・ケインの弁護士は次のように述べている。「ナイトメア・プロダクションの経営に関して、スティーヴ・スミスとロス・ヴァロリーはジャーニーの名義を掌握して、ニール・ショーンとジョナサン・ケインが辞めた後、棚ぼた式の収入を自分たちに支払わせることができると誤って信じてしまったのです。彼らはまったく仕事をしなくても、ライセンスという名目で永久的にジャーニーのツアー収入の取り分が支払われるようにしたかったのです」

ニール・ショーンとジョナサン・ケインは信認義務に違反したとして彼らを訴え、1000万ドル(11億円)の損害賠償を求めている。弁護士は「かつて仲間だと思っていた2人の人物」に彼らもこんなことはしたくなかったと述べており、次のように続けている。「しかし、スティーヴ・スミスとロス・ヴァロリーの反抗的で不正な行為は不本意ながらこれ以外の選択を残さなかったのです」

「ジャーニーは分裂したメンバーを除いて、トップ・ミュージシャンに入れ替えることで、大きな成功を続けていきます。そして、最も重要なのは必須のメンバーであるニール・ショーン、ジョナサン・ケイン、アーネル・ピネダは欠けていないことです」

ジャーニーは新たなベーシストとドラマーを「直ちに」発表するとしており、5月から北米の60都市を回る予定となっている。ロス・ヴァロリーが脱退したことで、ニール・ショーンは唯一の結成メンバーとなっている。

ジャーニーは1973年に結成されて、これまでに世界で7500万枚のアルバムを売り上げている。

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