サージ・タンキアンは来たるEP『イラスティシティ』よりタイトル曲が公開されることが決定している。
サージ・タンキアンは昨年5月にこのプロジェクトについて発表しており、「ロック・ソングによるEP」は元々システム・オブ・ア・ダウンのアルバムのために考えていた音源で構成されている。しかし、バンドは「見解が一致せず」新作を進めることができなかったとサージ・タンキアンは語っていた。
サージ・タンキアンは“Elasticity”のミュージック・ビデオから26秒の映像をソーシャル・メディアに投稿しており、楽曲が日本時間2月5日14時にリリースされることが決定している。ミュージック・ビデオにはウラジミール・キャプターが監督を務め、イリヤ・ナイシュラーがプロデューサーを務めている。
「みんなにチェックしてもらえるのが待ちきれないよ」とサージ・タンキアンは述べている。
Excited to share with you a snippet from the music video for the title track off my Elasticity EP. Full premiere on my YouTube channel this Thursday @ 9pm PST. Can’t wait for you all to check it out. It was produced by my friend, filmmaker @Naishuller & directed by Vlad Kaptur. pic.twitter.com/ZfhwPjr12x
— Serj Tankian (@serjtankian) February 1, 2021
プロジェクトについて昨年発表した時にサージ・タンキアンは次のように説明している。「常に別々の時期に書いてきたロック・ソングがあって、寝かしていたんだけど、いつかそれらをリリースするのが然るべきプロジェクト、然るべきアイディアになると思っているんだ」
「全曲、ピアノやシンセサイザーで作られていて、システム・オブ・ア・ダウンもシンセのある曲はあるけど、システムの4人編成とは少し違うものなんだ。本当にヘヴィな曲もあるし、笑える部分もあるし、息子についての曲もある。政治的な曲にせよ、そうじゃない曲にせよ、多様な主題に挑戦しているんだ」
EP『イラスティシティ』のリリース日は現時点で明らかにされていない。
先日、システム・オブ・ア・ダウンは“Protect the Land”と共に15年ぶりの新曲となった“Genocidal Humanoidz”のミュージック・ビデオが公開されている。
また、サージ・タンキアンはバンドの今後について同じページにいる限り続けていくことができると述べている。
サージ・タンキアンはシステム・オブ・ア・ダウンやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、リック・ルービンらのインタヴューが使われているドキュメンタリー作品『トゥルース・トゥ・パワー』が2月19日に公開されることも決定している。