システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアンはソロEPの『イラスティシティ』の曲をバンドでレコーディングしなかった理由について語っている。
サージ・タンキアンは『コンシークエンス・オブ・サウンド』に頭の中ではバンドと一緒に曲を書いたものの、長年の「クリエイティヴな方向性の違い」が再燃したと語っている。
「間違いなくこれらの曲の中にはシステム・オブ・ア・ダウンでうまくいくと思ってた曲があるよ。システム・オブ・ア・ダウンの連中も気に入ってくれて、過去には取り組んだ曲もあるんだ」とサージ・タンキアンはインタヴューで説明している。「数年前だったね。論理的にも哲学的にも進む方向で一致しなかったんだ。クリエイティヴ面の多くでね」
“Electric Yerevan”のミュージック・ビデオはこちらから。
彼は次のように続けている。「それで自分としては『分かった。それで問題ない。けれど、最終的にこれらの曲はリリースしたいと思っているんだ』となったんだ。というのも、曲には自信があって、いいと思っていたからね。『イラスティシティ』というタイトルにしたのは気に入ったのと、『毒性』の雰囲気を思い出させてくれるからなんだ。というのも、これらの曲はシステム・オブ・ア・ダウンのためのものだったからね」
サージ・タンキアンは曲の出来について喜んでいるとして、システム・オブ・ア・ダウンでレコーディングしていたら、まったく違うものになっていただろうと述べている。「正直に言うとさ。システム・オブ・ア・ダウンでリリースしていたら、違ったサウンドになっていたんじゃないかな。いいとか悪いとかじゃなくて、違ったサウンドになっていたと思うよ」
「システム・オブ・ア・ダウンのやり方は独特だからね。違うやり方なんだ。シンセサイザーなんか入っていなかったと思うよ。全然違うからね。完成させられて嬉しいよ」
先日、サージ・タンキアンはシステム・オブ・ア・ダウンの今後について同じページにいる限り続けていくことができると述べている。