System Of A DownのShavo Odadjian、アルメニア系のカーダシアン家について語る

Shavo Odadjian

システム・オブ・ア・ダウンのベーシストであるシャヴォ・オダジアンは新たなインタヴューで同じアルメニア系のカーダシアン家について語っている。

システム・オブ・ア・ダウンはナゴルノカラバフ地域でアルメニアとアゼルバイジャンの間で起きた紛争を受けて、アルメニア・ファンドへの資金を募るために昨年15年ぶりとなる新曲“Protect The Land”と“Genocidal Humanoidz”をリリースしている。

『プラフィー』のインタヴューを受けたシャヴォ・オダジアンはカーダシアン家の人物に個人的に会ったことがあるかを訊かれて、次のように答えている。「カーダシアン家のことはよく知っているよ。カニエ・ウェストとは近い友人でもあったんだ。数年前になってしまうけど、家にはよく行っていたんだ。想像する通り、すごくクールで魅力的な人たちだよ」

彼は次のように続けている。「実は2015年にシステム・オブ・ア・ダウンでアルメニアでライヴをするよう依頼を受けたことがあるんだけど、僕らのやる1週間前にカニエ・ウェストが同じ会場でライヴをやっていたことが分かったんだ。カーダシアン家のことは大好きだよ」

システム・オブ・ア・ダウンのメンバーがカーダシアン家の人々に賛辞を寄せるのは初めてではなく、サージ・タンキアンは“Protect The Land”と“Genocidal Humanoidz”をリリースした時にキム・カーダシアンが自らのソーシャル・メディアを使って拡散していたことに賛辞を寄せていた。

「キム・カーダシアンのことについて言いたいんだけど、正義の問題ということであれば彼女は素晴らしいよ。アルメニア人の虐殺、アルツァフで今起きていること、アルメニアで起きている革命のことはアメリカ人はみんな知らないからね。その認知を広げるという点で彼女は素晴らしいんだ。何度か会ったこともあるよ」

先日、サージ・タンキアンはソロEPの『イラスティシティ』の曲をバンドでレコーディングしなかった理由について語っている。

サージ・タンキアンは『コンシークエンス・オブ・サウンド』に頭の中ではバンドと一緒に曲を書いたものの、長年の「クリエイティヴな方向性の違い」が再燃したと語っている。

「間違いなくこれらの曲の中にはシステム・オブ・ア・ダウンでうまくいくと思ってた曲があるよ。システム・オブ・ア・ダウンの連中も気に入ってくれて、過去には取り組んだ曲もあるんだ」とサージ・タンキアンはインタヴューで説明している。「数年前だったね。論理的にも哲学的にも進む方向で一致しなかったんだ。クリエイティヴ面の多くでね」

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