エントゥームドのフロントマンであるラース・ジョーラン・ペトロフは不治のガンと宣告されてから1年を待たずに亡くなっている。
LGの愛称で知られるラース・ジョーラン・ペトロフは昨年ファンに対して胆管ガンを医師が化学療法で「コントロール」したものの、不治の病にかかってしまったことを明かしていた。
今回、エントゥームド A.D.のバンドメンバーはソーシャル・メディアで訃報を発表している。「私たちの愛する友人であるラース・ジョーラン・ペトロフが私たちの下を旅立ったことを発表しなければならないことに打ちひしがれています」
「私たちの兄弟にしてリーダーでヴォーカリストである“Chief Rebel Angel”は昨晩、別の旅に出ました。深い悲しみと共にラース・ジョーラン・ペトロフが旅だったことを発表しなければなりません。彼は素晴らしい友人で、多くの人の琴線に触れた人物でした。彼はその声や音楽、人柄、唯一無二の人格で多くの人の人生を変えてきました」
「LGの笑顔を胸の中に私たちはずっと持ち続けていくことでしょう。墓に刻まれたい言葉は?、自身の功績をどう思うかとインタヴューで訊かれて、彼は『俺は死なないし、その功績も死なない』と彼は言ってました。彼は亡くなっていないのです。私たちの胸の中でずっと生き続けるでしょう。安らかに、ラース・ジョーラン・ペトロフ」
ラース・ジョーラン・ペトロフはエントゥームドのフロントマンとして評価を受けて8枚のアルバムをレコーディングしており、その後2014年の分裂後はエントゥームド A.D.を結成している。