今年2月にハリウッドで限定公開され、第78回ゴールデングローブ賞にて俳優部門2部門のノミネートを果たした話題作『THE MAURITANIAN(原題)』が、『モーリタニアン 黒塗りの記録』という邦題で10月29日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開することが決定、予告編が解禁された。
このたび解禁となった予告編は、ナンシー弁護士(ジョディ・フォスター)と助手のテリー(シャイリーン・ウッドリー)が9.11同時多発テロの勧誘担当者だったといわれるモハメドゥ(タハール・ラヒム)が収監されているグアンタナモ収容所を訪ねるところから始まる。
3年間拘束され、無実を訴えるモハメドゥの代理人になるナンシー。一方、テロの再発を恐れるアメリカ合衆国はモハメドゥを必ず死刑に、とスチュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)に厳命する。
真実を明かすべく双方の闘いが始まる。しかし、政府から与えれた資料は多くが黒塗りで塗りつぶされ、全く真相が掴めない。
ナンシーは政府が証拠の提示を拒んでいると疑い、ナンシーの助言により、モハメドゥはアメリカ合衆国を訴える。一方でステュアートも自分の知らないところで陰謀が動いていると困惑する。
「まさか、合衆国が恐怖で私を支配するとは」と何故かボロボロのモハメドゥがつぶやく。「真実を知らないと弁護できない」とモハメドゥに訴えるナンシー。隠された真実とは・・・?<暴かれたアメリカの闇>とは? アメリカ同時多発テロから20年。現代史の闇に隠れた真相が今、明らかになろうとしている。
モーリタニアン 黒塗りの記録
監督:ケヴィン・マクドナルド『ラストキング・オブ・スコットランド』 『消されたヘッドライン』
出演:ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバ―バッチ、タハール・ラヒム、シャイリーン・ウッドリー、ザッカリー・リーヴァイ
原作:モハメドゥ・ウルド・スラヒ「モーリタニアン 黒塗りの記録」(河出文庫)
2021年/アメリカ/英語/129分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/5.1ch/原題:THE MAURITANIAN/G/字幕翻訳:櫻田美樹
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ © 2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED.
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