リンゴ・スターはチャーリー・ワッツとジョン・ボーナムと共に屋根裏部屋でジャムを行ったことを振り返り、1970年代にもTikTokがあればよかったのにと語っている。
リンゴ・スターは新たなEP『チェンジ・ザ・ワールド』をプロモーションする記者会見で3人のドラマーでジャムを行ったことを振り返っている。
「屋根裏部屋にドラム・キットを置いてあったんだ。屋根裏で映画が上映できるようになっている感じで、音楽でもなんでもできたんだよ。チャーリーがやって来て、ジョン・ボーナムもやって来たんだ」とリンゴ・スターは語っている。
「ジョン・ボーナムがドラム・キットに座ったんだけどさ。ステージ上ではドラムを固定しているから動かないんだけどさ。そこで彼がドラムを演奏したら、バスドラムが彼から飛んでいってしまったんだ」
「『ああ、今だったらいい動画になったのに。TikTokや写真が世界中に拡散されたのに』と思うよね」とリンゴ・スターは笑っている。
「でも、70年代でパーティーをやっていたんだけど、写真は見つからないと思うよ。家では写真を撮らせなかったからね。でも、今も思うよ。素晴らしい写真になったのにってね」
リンゴ・スターは同じ記者会見でチャーリー・ワッツについて「彼は素敵な人物だった」と追悼の意を表している。
チャーリー・ワッツは8月24日に享年80歳で亡くなっており、非公開の病気を理由にツアーに参加しないことが生前発表されていた。
訃報を受けてミック・ジャガーとキース・リチャーズはそれぞれソーシャル・メディアで胸を打つ写真を投稿しており、ロニー・ウッドは自身とチャーリー・ワッツが写った写真を投稿して、追悼のメッセージを寄せている。「心から惜しむことになるでしょう。あなたは最高でした」