Nirvana、1989年に発売したTシャツのデザインをめぐる訴訟で勝ったことが明らかに

Nirvana

ニルヴァーナはダンテの『神曲』の「時獄篇」をイラスト化した画像を使ったTシャツをめぐる裁判で勝訴している。

10月21日に行われた裁判で地方裁判所判事のデイル・S・フィッシャーはヴェスタビュールのTシャツについてニルヴァーナとライヴ・ネイションのマーチャンダイズ部門を訴えた訴訟を棄却している。

Tシャツのデザインはダンテが『神曲』の「時獄篇」で描いた地獄を円形の地図にしたものとなっていて、ニルヴァーナのデビュー・アルバム『ブリーチ』と共に1989年に初めて販売されている。

今年5月、ジョセリン・スーザン・バンディはニルヴァーナを著作権侵害で訴えており、彼女の祖父であるチャールズ・ウィルフリッド・スコット=ジャイルズが紋章学の研究の中であのイメージを生み出していたと主張している。

ジョセリン・スーザン・バンディは元々、Tシャツの発売から8年後となる1997年にもTシャツの流通に対して訴訟を起こしていた。彼女は『アッパー・ヘル』と題された、祖父が書いた「時獄篇」のイラストがTシャツのデザインと「実質的に同一」だと主張していた。

判事のデイル・S・フィッシャーは今回の訴訟についてカリフォルニア州の法律よりもイギリスの法律のほうが受け入れられるだろうと語っている。「この訴訟で核となる議論の一つはイラストの著作権の所有権に関するものとなっています。イギリスの法律のほうがこうした事案に強い関心を持っています」

ジョセリン・スーザン・バンディの弁護士であるインゲ・ドゥ・ブルーインは米『ビルボード』誌に次のように語っている。「イギリスで裁判をもう一度起こすことを含めて、あらゆる選択肢を検討しています」

今年8月、ニルヴァーナは1991年発表の『ネヴァーマインド』のアルバム・ジャケットの赤ん坊として登場しているスペンサー・エルデンから「商業的な子どもに対する性的搾取」を理由に訴えられている。スペンサー・エルデンは今後のリリースでは別の画像にすることを望んでいると弁護士が明らかにしている。

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